戯言|味しらべVSハッピーターン

徒然草2.0

味しらべ(岩塚製菓)とハッピーターン(亀田製菓)は、どちらも味の濃い粉がまぶされている、いわゆる“粉煎餅”という意味では同じジャンルだと思っているが、あなたはどちらが好きだろうか?

私は子どものころ、ハッピーターンを食べたあとに味しらべを食べて、「ハッピーターンのパクリ商品」や「下位互換」といった印象、というか偏見を持ってしまった。そんな経緯もあって、今でもハッピーターンのほうが好きだ。ちなみに私は長いこと「ハッピータン」と読んでおり、今さら正しく言い直すのが少しつらい。

ちなみに、ハッピーターンの誕生はそれぞれのWebサイトで調べるとハッピーターンは1976年生まれで、味しらべは1978年生まれなので、ハッピーターンのほうが2つ年上のようだ。

それはさておき本題に戻ると、周囲の話を聞いていると、ハッピーターン派よりも味しらべ派のほうもなかなか多いことに気がついた。では実際、この二つは何がどう違うのだろうか。

ハッピーターンの粉は“魔法の粉”と呼ばれ、その製法は謎に包まれている。成分から比較することは難しいが、実際に冷静に食べ比べてみると、はっきりとした違いに気づく。

結論から言うと、ハッピーターンの魔法の粉は、味しらべに比べて「酸味」がある。一方、味しらべは「甘じょっぱさ」が主体だ。よくよく食べ比べてみると、この差は明確に分かる。どちらかというと、味しらべのほうが日本人にとって“ホッとする味”かもしれない。

私は酸味のある食べ物を好むので、それゆえハッピーターンを気に入っていただけだったのだろう。

独断と偏見で両者を表すなら、

・ハッピーターン:酸味
・味しらべ:塩+砂糖(甘じょっぱい)

といったところで、味の「さしすせそ」で言えば、それぞれ異なる要素が主役になっている。

また、煎餅そのものの質感も違う。ハッピーターンのほうが軽く、よりライトな仕上がりだ。そう考えると、そもそもこの二つを同じ“粉煎餅”というジャンルでくくっていいのかという疑問すら湧いてくる。煎餅学的分類においても議論の余地があるのではないだろうか。

さらに言えば、異なる会社同士の製品を安易に優劣で語るのは、下手をすると“血で血を洗う争い”になりかねない。あの「きのこの山 vs たけのこの里」とはまた違う火種が、ここには潜んでいる。いち消費者としては、慎重かつ公平に吟味すべき問題である。

そして最後に、「どちらが美味しいのか?」という問いに対する答えだが、調査の結果、実に面白みのない結論に至った。

──どちらも、それぞれに美味しい。

うん、まあ俺的煎餅史における平和的解決に至ったのだからここは喜ぶべきところだろう。

味の方向性がそもそも違う以上、単純な優劣はつけられない。一生どちらかを食べ続けるとしたら、味の安定感という意味で味しらべを選ぶ気もするが、それはハッピーターンが劣るという話ではけしてない。酸味が欲しいときには、むしろ積極的にハッピーターンを選ぶだろう。

結局のところ、両者は甲乙つけがたい存在である。

ちなみに、ばかうけ(栗山米菓)にソースを垂らすと、味が濃くなりたこ焼きのようで大変美味しいです。

以上です。

徒然草2.0
スポンサーリンク
シェアする
gomiryoをフォローする
ごみぶろぐ

コメント

タイトルとURLをコピーしました