【投資のすすめ】暗号通貨は投資目的で買わないほうがいい

徒然草2.0

結論から述べます。

暗号通貨そのものは資産を生む資産ではないので、単に物々交換に使われる媒体に過ぎません。

…したがって儲けるために暗号通貨を買うということ=「暗号通貨投資」は、これからさらにお金をたくさん支払って暗号通貨を購入する人がいることを見込んで、時間が推移したことによる「値上がり益」を狙うことになります。

…ということは、以前にベットしていた人の視点からすれば、その人達の養分になっているという現実は否めません。

ステーキング報酬や税金などの問題やゴールドと同様に資産の分散化をはかるとか法定通貨の価値毀損に備える保険みたいな活用ならば構いませんが、その辺の伝統的な株式や債券といった確固たる資産増加をする物理的なモノがありません。だから投資の目的で持つのは…やはりおすすめできないというふうに個人的には思います。

ゼロサムゲームが前提にあるので株式や債券とは別の資産の一部として所有したほうがいいと思います。それを投資目的って言うのはなんかおかしいですね。危ういです。投棄目的って言ったほうがしっくりします。別に暗号通貨は暴落するとか暴騰するとかいうことを言いたいのではありませんが、「暗号投棄」と言ったほうがニュアンスとしては適切なのではないか。

そういう意味で私は「暗号投資」という言葉には懐疑的です。

もう少し金融インフラとして認められてからじゃないと、そうは呼べないです。

健全な投資であれば、ゼロサムゲームに乗っかるのではなく、事業活動や収益増加の裏付けがある資産(株券、債券、不動産)に投資をしたほうが理にかなっているということになります。

暗号通貨の金融インフラを応援したいということであれば、暗号通貨を運営する事業や金融業者の株式や社債を購入するという手段を選んだほうがより投資行為と言えるアクションでしょう。

…というような話って、わりと真っ当な話だと思うのですが、そういう切り口で語っている金融業者があまりいない気がしています。

徒然草2.0
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