【AP試験】無線LANのインフラストラクチャーモードとアドホックモードの意味はわかる?隠れ端末問題、さらし端末問題など。

徒然草2.0

AP試験シラバス。無線LAN技術のまとめ。

インフラストラクチャーモードとアドホックモード

インフラストラクチャーモード…ルータを介してネットワーク機器が通信をすること。

アドホックモード…ルータを介さずに機器が通信をすること。

※PSPやニンテンドウDSなどのポータブルなゲームをしたことがあればアドホックモードと聞いてイメージができるでしょう。これらのゲーム機は、ルータやインターネットを介さずに、端末と端末で通信をして、対戦ゲームやデータの交換が可能です。

※スマホでソーシャルゲームをやる場合は、WI-FIを介してインターネット経由でサーバへアクセスしているので”インフラストラクチャーモードでの接続をしている”と言えるでしょう。

隠れ端末問題とさらし端末問題

隠れ端末問題(hidden node problem)…知らない相手の通信機器が送信した信号と、自分の通信機器が送信した信号が衝突(コリジョン)を起こしてしまうこと。(不明な端末が無線LANに接続されていることだと思ったが、違った

さらし端末問題(exposed node problem)…別の相手の通信を検知して、過剰に信号の送信が抑制されてしまうこと。隠れ端末問題と比べると逆に相手の通信が見えてしまっているがゆえに発生する。(通信可能なアクセスポイントが他にあるにも関わらず、混雑しているアクセスポイントへ接続しようとして通信端末のスループットが落ちることが、さらし端末問題)

※隠れ端末問題(相手の機器が見えていないことによる問題)⇔さらし端末問題(相手の機器が見えていることによる問題)

※アクセスポイントがうまく切り替わらないことを「さらし問題が発生した」と言っている人に出会ったことがないが…。

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