人前で愚痴が言える人は強いと思う。

徒然草2.0

「あー、もう嫌になっちゃった…。ちょっとタバコ吸って気分変えてきまーす!」

「ちょっとだけ鬱になってきますね!」

「すみませーん。現実逃避してきましたっ!!」

嫌なことがあっても、すぐにスイッチが入り直して、自分を取り戻すのがうまい人がいる。私は昔からタバコを吸わないのだが、タバコを吸うひとは特にこのスイッチの切り替えがうまい気がする。上にあるような3つのフレーズを使って、すぐに自分を取り戻してくる人がいる。

私の場合は他人にグチグチ言ったりする。あまりよくない。やる気を取り戻すにしても、昼寝でもして悶々と考えてから、半日か数日かけて治す場合も多い。いや、それで自分を取り戻せばよいけれど、それでも後ろめたい気持ちが残ってしまって「遣りたくないこと」になってしまうことが多い気がする。

自分の遣りたくない気持ちになってしまったものは、潜在意識上にある岩壁みたいなものになる。岩壁になってしまうと打ち砕くことも登って越えることもできない。いや、登ろうとしているうちならばまだ救いがいはあるかもしれない。

「僕はダメだとか」「僕にはやりたくない」となり、そして最後に、「僕はそれをしたくない」という判断をするようになる。「僕はそれが嫌いだからしない」になった人は、その時点で嫌いな感情に人生の選択をさせてしまっている。それでも往々になるように人生は進むのであれば、まあそれでもいいのかもしれない。私も嫌いなことからうまく避けて生きていきたい。しかし、それはそれで嫌いになってしまったのは勿体無いかもしれないとも思う。諦めてしまったことだと割り切ることは私は下手な方である。でも、その「嫌いでしたくない」ことを私にしろ他人にしろとはいえない。本当に嫌いなことには向き合う必要はないが、本当に嫌いなのか避けてきてしまったのか、その見極めは繰り返しおこなったほうがいいと思う。可能であれば嫌いじゃないことが少ないほうがいいように思う。

そういう苦手意識を、嫌いなことにスイッチを入れ直して取り組む気概を言葉でもいいから持ちたい。ちょっと今は嫌だけど、少し時間を置いて、また何か機会があればやりたいものだと思い直そうとする態度は大切だと思う。

徒然草2.0
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