【AP試験】PPPの特徴について

徒然草2.0

PPPとはポイント-トゥ-ポイント-プロトコルのこと。

電話回線を使って、コンピュータとコンピュータの2点間接続を行うことで認証などに用いられる。この仕組をPAP(Password Authentication Protocol)CHAP(Challenge Handshake Authentication Protocol)という。また、パケットのヘッタを圧縮して伝送することも可能である。

伝送モードは全二重方式(full duplex)です。つまり言い換えれば半二重方式(half duplex)ではないということです。全二重方式と半二重方式は何が違うのかというと、全と半という漢字が違います。すみません、よく分かっていません(爆)。簡単に言うと、全二重の場合は送受信が同時に可能。半二重は送受信どちらか一方づつしかできないということらしいです。同時に送受信をすると通信がぶつかり合ってしまう(=コリジョンが発生する)ということが起きるが全二重は起きません。

HDLC(High-level Data Link Control)という手順による伝送制御が可能で伝送効率がよく大量のデータを高速で通信する制御方式です。PPPの他にはISDNでも使われています。ISO(国際標準化機構)でも定められて標準化されており、データリンク層の通信規約です。CRC(巡回冗長検査)の機能もあります。信頼性確保も行うことが可能です。

IP通信の他にもNetBEUIやAppleTalkなどの通信を上位プロトコルとして使用することも可能で柔軟性が高い仕様になっています。なおリンク制御プロトコルをLCP、ネットワーク制御プロトコルをNCPと言います。

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