映画。ラ・ラ・ランドを見た…最初は見ているの辛かったが…とてもいい映画だった。

徒然草2.0

ネタバレあり。

すごい映画だとみんな言っている。

ミュージカル映画は好きな方だ。

とはいえなんだろう?あまり…乗り気じゃないけど、色んなところで語られていたので見てみなくては…ということで見てみた。

結論から言うと、無駄なところがないし終始とてもおもしろかったです。

ただ…

序盤。春(SPRING)。高速道路で撮影しちゃうのはすごい。ちょっとコメディチックだし、このままだったら、ちょっと映画の世界に入っていける自信がないんだけど?と思って困っていた。ちょっとつらい気持ちだった。

ミュージカル映画って序盤が大事なのに、「この2人だいじょうぶ?」と思ってしまった。ミアもセブも、どうもあまり個人的に好きになれない(汗)

ところが、春の終盤から夏と2人の距離が縮まって、コメディ要素は減ってだんだん良くなっていって…一安心して見ていられるようになった。そんなに感情の起伏みたいなのはなくて、全体的に映画として美しくまとまっているのがいい。別に見ている方としても心の中がかき回されたいわけじゃないし。

また、この女優と男優だからこそ、この映画が成立するんだと思えた。四季で章を分けている時点で2人は別々の道へ行く暗示だから違和感のない終わり方だった。変に臭くないところがいい。

仕事の夢はお互いにそれなりに叶えられたようなので、めでたしめでたし。

ただ…これセブの方は結婚してないんだよね。別に結婚が人生の墓場というかゴールじゃないけど。セブはハンバーガーを2つ焼いているがワイフやガールフレンドがいるわけではなさそうだ。ホリデー中に自分の店をやっている?セブは優雅なご身分だ。店の名前もチキンスティックじゃなくて、ミアが考えたセブズを採用?…2人の美しい思い出。セブの視点からすると結構辛いものがある(苦笑)。本当はそこまで乗り気じゃないジャズの融合音楽のバンドに入ったし、ミアを幸せにする現実的な道を選んで本当の夢(伝統的なジャズのピアニスト)を捨てている。なんだか悲哀な感じが否めない。


追伸1:2026/06/17

お互いが夢を選んだから、2人は別れた。⋯のかもしれないけど、よくよく考えると両方とも妄想なんだ。監督が観客が見たいものを2つ見せただけ。現実は?ロサンゼルスで自分の才能の無さに気づいて、年老いた男と女だった人がこの街を去る。⋯ミアとセブにかすりもしない生き方をしている人ほど、この映画を直視できないリアルがあるのかもしれないのではないか?、とふと思った。この映画が見せる2つの人生に重なるようで、まったく重ならなかったリアルな人生が本当はあると思うと、この映画は別にリアルでも感動でもないんじゃないか?と冷めた目で見ることもできる。

参考:「ラ・ラ・ランド」の現実――LAで夢追う若者たち

徒然草2.0
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