【戯言】銀河英雄伝説を見ている…ロイエンタールが死去…かわいいビッテンフェルトさん(他)

徒然草2.0

えーと、

・独りの奇行…猟奇殺人
・少数の占領…テロリズム
・英雄の謀反…反逆事件

そういえば、規模によって、名前が違うんだな。。しらんけど。いや、テロと反逆を一緒にしてはダメか?いやそうかなぁ。

銀河英雄伝説を見ているが、ロイエンタールの死去があっけなく終わってしまった。艦隊戦ぐらい描くのかと思ったら…それすらもなかった。なんだか、ロイエンタールがラインハルトを裏切った理由がよく分からないのだが(汗)時間が空きすぎたか。そもそも帝国側のキャラが薄すぎなんだ…アニメだからかな。私の興味がないからかな。いずれにしても、なんだか、寂しい終わり方だな。地球教のはかりごととが色々とあったとはいえ、ロイエンタールに謀反の心があったから…というのが一番大きいのでロイエンタールの謀反だよな。

父に言われた「お前は生まれてくるべきではなかった」という言葉を背負うロイエンタール。自分の世代で終わらせようとするも、暗殺しにきた落ちぶれた貴族の女との間に子ができる。これは…ロイエンタールの子がどうなるか分からないが、ロイエンタールの子を主人公にした話が作れそうだ。それに対して、ロイエンタールの親友にして誰もが認める鴛鴦夫婦だが望んでも子が生まれないミッターマイヤー…はまあいいとして、自分の父と同じように呪われている人生に向かうロイエンタール。

…と思ったが、マイヤーミッターとの艦隊戦もあったし、カッコいい美しい死に方だった。ロイエンタールの子はミッターマイヤー夫妻に育てられ、めでたしめでたし…だといいのだが。

…ロイエンタールに射たれたトリューニヒトは◯ホなのだろうか?この人はたいへん頭がいい男だった思うし、どうにでも口で繕える男なのに(むしろ、それしか取り柄がないし、危機管理能力は高いはずなのだが)それをせず、ロイエンタールの心も分からぬやつで、どうしょうもないやつだった。文民ゆえに軍人には射たれない、みたいな確信があったわけでもないのだろうし、謎な死に様だった。地球教を利用しているとのことだったが、それも思い込みだったとか?よくわからなかった。ロイエンタールに殺されにきて最期にトリューニヒトが考えている思想を正直に述べる。これが狙いだったとしても気の毒ですよね。彼は一応民主政のトップでヤン・ウェンリーの仲も底まで悪くない。どっちかというと、政治家としての理想はもともとあったが、だんだんと権力を欲する方向へ突き進んだ、という人間であって、もともとはク◯でもア◯でもなかったはず…まあ、死に間際に「しっぽが出た」と解釈するしかないのだろうけど。

わりとちょこちょこ「都合よく人が死ぬなぁ」と思うところがある。登場人物が多すぎるからしょうがないのでしょうが。

意外に銀河英雄伝説で”かわいい”のがシュワルツ・ランツェンレイター(高速艦?の艦隊?)を率いるビッテンフェルトさん。というかミッターマイヤーに次ぐ猛将・軍団長?(あんま階級や役割を理解していない)はもうこの人ぐらいしか生き残っていのでは。知将が多い中ではおつむが弱く見えがちで話し合いのさなかでもリスクを考えぬ直接対決で解決を望む猛々しい役柄であるが、しかし…そこまで無能というわけではけしてない。ほんの少しだけ熱くなりがちなだけだ。彼は一歩間違えればラインハルトに飛ばされていたシーンが印象的だが(ラインハルトは寛大な措置をしたというよりは、自らがビッテンフェルトの性格を知った上で配置していないことを問題視していただけかもしれないが)わりと初めの方でかっこよくお亡くなりになる武人だと思った。勇猛果敢にして愚直な男だと思っていた。ラインハルトの忠誠心は高いし。しかし、もうここまでくるとかなり重要な人物な気がしてくる。とはいえ、そこまで物語に食い込んでいない芸術家風情でセンチメンタリスト?のメックリンガーと同様に、極めて微妙な立ち位置にいる。お二人は何かと役立つし、目立つ割には死に場所を与えられない。ビッテンフェルトとメックリンガーどっちがお亡くなりになるかと言えば、どっちかというとビッテンフェルトだけど、ラインハルトを最後まで守る弁慶みたいな感じなのか。ワーレンに「俺が皇帝を裏切ったらお前は俺を討ちにくる?」というジョークというかボケをかまし、即「YES」と言われ軽く焦っていた。かわいい。勿論これは彼の野望による仮定論ではなくて、単にいじられ役としての発言なのだろう。他人が言っていたら「カイザー・ラインハルトを裏切るとは言語道断だ!」とか激昂していそうな発言に聞こえなくもないが(汗)そもそもボケをかますキャラが銀河帝国にいない故にビッテンフェルトがますます重要だ。むしろ、彼は軍人として極めて生真面目なのだ…ここまで来て矛盾した発言をするビッテンフェルトだが、いいや違う。ボケもツッコミもできる万能型のキャラだったのだ。もともとそういう男なのだ。もうこれは猛将にしていじられ役に徹する”かわいい人”だと言わざるを得ない。空気読めすぎなのか天然なのか分からないがラインハルトを超える逸材に違いない…天然の天才には誰も勝てん。

…て、なぜか、クールなロイエンタールの死を悼む記事が、かわいいビッテンフェルトさんを愛でる記事になっていますので、話をここらへんで終えるとして…ストーリーはこの先にどうなるのか。

ラインハルトとヒルダは結婚。

…しっかし…ユリアンは影が薄い。帝国の内乱には戦わぬことで評価が上がるとか地味だ。ヤン・ウェンリーの後継者としての地位を真っ当に築きつつ…予定調和でカリンと恋に落ちていく。だとしたら、義父はシェーンコップになり、文武両得の最強サラブレッド誕生だな(なんてことを言ったら、現代だったらセクハラで処分されるが、銀河英雄伝説の時代はだいじょうぶらしい)てか、銀河英雄伝説の軍人男女比は9:1より明らかに低いな。ほとんどが男。グリーンヒルは艦隊に乗るが軍人ではない。自由惑星同盟には、フレデリカやカリンがいるという意味では…女性が軍人になれないわけではなさそうだが…帝国には女性の軍人がこれまで1人もでていない。そういう文化なのかな。ま、昭和に書かれた小説に、令和に要求される道徳観を持ち込むことが無意味なわけですが。スペースオペラに女性が出る時は女性としての役割を与えられるのがふつーだったのかも。ふと、そんなことを思いました。

…いずれにせよ、自由惑星同盟も銀河帝国も主役級のキャラがもういなくなってしまった、これからどうするんだろう。

残るは「ラインハルトどうなるの?」くらいかな。病死というフラグが立っているし、このまましめやかに終わってしまうんだろうか?

ちなみに、キルヒアイスは死んだことによって評価が上がりすぎ。ラインハルトの思い入れと、周囲の評価が異常に高い。銀河帝国からすれば、ラインハルトとキルヒアイスの物語であり続けるのは当然ちゃ当然だけど、何度も見せられると「もう、よくないっすか?」と、ちょっとくどい気がする(汗)お姉さんなんかはとても影が薄い存在になったというのに(汗)

徒然草2.0
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