「都合のいい読書術」という本を読んだ-目的志向読書をしよう-

徒然草2.0

バカになるほど本を読めなどと副題に書いてある。何の気なしに手にとった本である。自分に都合がいい話は好きなのでタイトルに惹かれた。著者名を見ると神田昌典氏だった。ピンク色の90日で会社が儲かる本で有名なコピーライターだということが頭に過った。最近はどんな本を書いているのだろう?と思ってページをめくってみると中々いつものように人に読ませる文でワクワクしたので読んでみることにした。

ほんの裏表紙には「これまでの読書は、著者が主役。これからの主役はあなたです」と書いてある。何のことだろうか。問いかけられると応えたくなるのが人である。

ちなみに私は本を読むのがが好きな方であるが、本を読んでいる量に関しては10代のころが一番で最近はムラがありあまり読んでいなかった。昔それなりに本を読んだのに記憶力がないせいか、今の自分にあまり足しになっていない気がする。何がいけないんだろうか?と頭をもたげてこれまで生きてきたのだが、この本を読んでいて自分の問題点が見つかった。

この本でおすすめする読書法は3つあるが、それは…

  • 目的思考型読書
  • みんなで本を読むこと
  • 即、行動に結びつけること

実にシンプルにして簡単ではないか!とくに自分に足りないのは目的をもって読むという意識がまず無いことに問題があったようだ。本はすべてのページを読む必要もなく一部を自分なりに目的があって読めればよし!としていいらしい。著者が以前から進めているフォトリーディングという速読技術についての記述もある。辞書をめくるように本を読んで必要な箇所だけを抜きだすというやりかたらしい。たしかにこれなら1日に数冊くらい本を読むのも分けはない。

ぱらぱらめくって自分に役立つ箇所を抜き出し本のあらすじを読み取れれば、それで読んだことにすればよい。これなら誰でもできるし、無理がない。自分にも簡単にできそうな気がしてくる。著者の本はいつもそうだ。誰もが自分にもできそうに語りかけてくる。元気が出る1冊だった。

徒然草2.0
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