起業のすすめ。起業というゲームを楽しめるか

徒然草2.0

投下した資本よりも多くのお金を市場から得るゲーム=起業…だと私はとらえるようにしている。

ゲームだなんて言うと軽いという人がいるかもしれないけれど、ようはそういうことで、それ以上でもそれ以下でもない。ステークスホルダの心理を無視して、うまくいくはずがないなんてことは前提として当たり前で、とるにたらないこと。だいたい、そのへんを難しく考えるから、経営というものがややこしくなるとすら思う。

言うまでもなく、市場とは、たくさんの「人」と「人の思い」でできている。ステークスホルダを「お客様」に限定して事業することを捉えてみる。市場には、投下する商品やサービスを使用するであろうお客様とお客様でない人がいる。起業家は「いったいどうしたら「お客様」に見つけていただき、そして、お金を支払っていただくか」を考える。すでに市場には、同じように商品とサービスを投下している競合他社がいて、どうしたら自社の商品やサービスを選んでいただけるか、しのぎを削らなければならなかったりもする。

その競争に破れたものは、お金を回収するよりも先に、市場から退出しなければならないこともざらにある。

経営者の仕事はただ1つしかない。お金を効率よく回して回収すること。その過程で、さまざまなドラマがあるし、さまざまな人と、さまざまな思いがあるに決まっている。

だが、それ以前に「うまく回し続けられるか?」というキャッシュフローの永続性と最大化という課題に立ち向かわなければならない。

永続性は、延長かもしれないし、持続可能性かもしれないし、人によって異なる。

私が気にしてほしいことはただ1つ。

起業のゲーム性である。

財務諸表の純利益または自分の所得を増やすでもいいけど、指標となる数値を増やすことに手段を選ばず奔走すること…そう考えて取り組むゲームだと思えれば、あとは数値だけを意識しながら行動していれば、いろいろな景色が見えてくる。お金というKPIは大切かもしれないけれど、もしかしたら、そこだけを気にしすぎると失敗するかもしれない…ということを考えるのは、後。やはり先は、利益の確保。利益の確保ができれば、経営はとりあえず成功。こういったゲーム感覚で捉えることが、まずなにより大事だと思う。経営はゲームだ!というリーダにはついて行きたくないかもしれないけれど、もし自分が一緒に働くのならば、このゲーム性をみんなが感じていて欲しいと思う。そうしたほうがきっと組織もうまく回るだろうから。

ゲームが好きな問題児こそ起業せよ、ということがふと頭に浮かんだ。

実際に問題児が起業すると優等生より成功率が高いらしい。

優等生より問題児の方が起業家として成功

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