王道という言葉は安直で嫌い…鉄板ならいいけど王道なんか無いから

王道って言葉があります。「〇〇というプログラミングを学ぶ王道を教えて下さい」と言っている人をみかけました。なんだかとてもカッコいい言い方ですが、これってよく考えると怠惰な感じがします。王道さえ進んでいけば、うまく行くんでしょ?というズルさを感じます。いや、私自身も王道っていうのがあったらぜひとも行きたいし、王道って言葉を知った時に、王道って言葉を使っていました。

王道を常に行きたいものだと思いますよ。。。

でも、いろいろな試行錯誤をしながら色々なことに取り組んで、そのうちのプログラミングとかもそうですけど、王道っていうのは「なかなか無いんじゃないかな」と思っています。ただ王道なるものを、知らないだけかもしれませんが、この道さえ行けば、王になれるっていうのが王道ですよね。

…そういう道はなかなか無いんじゃないかなぁ、と思っています。もっと若いうちに競技プログラミングとかやっておけば今もう少しましだったかもしれないとかは思いますが。その道が王道かと言われると自信はありませんし。第一、王様じゃないですし。

逆に鉄板というのは何事もありますね。硬いと言う意味で鉄板なんですけど(説明するまでもないですが^^;)、ここはポイントとしては、すべきではないというところとか。みんながこのやり方で上手く行っているというなら、その手段を講じる方が良いでしょう。そういう意味の鉄板はあります。ベストというわけではないけど、ここだけは外さないで欲しいということはいっぱいある。そういう意味では消極的な推薦だけど、そういう情報を入門者に、迷う時間を無駄にしないためにも伝えたい。

芸術を感じるとかそういう感性に委ねるもののばあいは、鉄板から入らず好きにやってもいいのかもしれないけれど、先人たちの知恵を拝借する技術的なことは「鉄板」を抑えておいたほうが、なにかと無難だと思います。失敗したと思うことは減らせます。

王道という言葉について話は戻しますが、王道にはそういうカッコいいようでズレた響きがあるので、私自身はあまりつかわないほうがいいのではないかとやはり思います。高度な技術を持ったひとに、これは王道ですか?って聞くのはなんだか大変失礼な気がします。「お前は王道じゃなかったら進まないのかよ?W」とつっこみたくなります。「王道」という言葉は安易に使わないほうが良いなぁと思った次第。王道を進みたいというなら、Googleや外資系IT企業やMTTに行くのが、ITを極める道なんじゃないですかねと、とりあえず知らないけど、言っておきます。

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