ドラゴン桜『超バカ読書』のおすすめに『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』が入っていた。並行世界を描くすごい構成力だーみたいなことが書かれいた。桜木建二がオススメするなら頑張って読んでみるか?と思い直す。というか桜木建二って何?(詳しくない)というわけで、お察しの通りかなり読み勧めるのに苦労している…
…というか、3分の1まできて読むのが止まっている。計算士の主人公が淡々と生きているが国家/組織(システム)に自分の大切な核/深層心理みたいなものを受け渡していたり敵も多くて…孤独(を描くのが村上春樹作品だというが)というよりカッコたる個/意思がないみたいな30代男性。挨拶代わりに女と寝るみたいな話。謎の集団に家を壊されても逃げもせずビール飲みながら眺めているだけ。ハードボイルドでもなければワンダーランドでもない設定。一方で壁に囲われた”世界の終わり”を彷徨う男は、未来の同一人物?そうだと思って読んでいるが、どちらも話の5分の1の描写は無駄な気がする。早く進んでくれないかな?。
『病む女はなぜ村上春樹を読むのか』(小谷野敦)の冒頭でハードボイルド・ワンダーランドが批判されている。主人公に迫る太った少女が◯◯を飲みたがる色情狂(ニンフォマニア)に嫉妬していた。意味がよく解らなかった。とりあえず病む女はなぜ村上春樹を読むのか?の真偽はこの本を読んでも分からなそうだ。…というか、太った少女は学校に行かず男を知らず生きてきた17歳という設定なので、30代半ばの主人公からすると男を”情報”としか知らないからという設定であって、別に色情狂ではないような(汗)
減じるってなんか変では?
「減(げん)じる」という言葉がありますが、増じるって言葉がないのになんか変では?村上春樹の小説に「減じる」て出てきて、読み方は減(げん)じるでいいのかな?と不安になった。漢語の音、減(げん)を日本語で読んだということだけで、口語ではまず使われず、文章にしか現れないと思う。対義語があるすれば増じるだが増じるという言葉は聞いたこと(読んだこと)がない。なくはないらしい。
この手の漢語の音がついた日本語の動詞にはカテゴリ名があるのかというと強いて言うなら「漢語動詞」というらしいがさして区別するものでもないのかもしれない。口語でも使われているもの具体例というと結構あって「感じる」「禁じる」「生じる」などがある。これしか用法が見当たらないなら妥当だけど、「減じる」は「減る」とか「減少する」でもいい気がするがそれよりも固い感じや重い感じはするのかな。

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