自分の写真をスマホで数枚送ると、それをデカデカとプリントしたTシャツやポスター、うちわなどにして、「推しメン」を生み出してくれるサービスがあったら面白い。
プラバンに転写して置物にしたり、アクリルスタンドにしたり、ほかにどんなグッズがあるのか知らんけど、とにかく「推し活する側」ではなく、「推し活される側」のために、推し活の下準備を全部やってくれるサービス。
SUZURIをさらに進化させて、グッズ制作だけでなく、プロモーションや販促活動までやってくれる。
写真を送る。
↓
プロフィールを作る。
↓
Tシャツ、うちわ、アクスタ、ポスターなどを自動で作る。
↓
販売ページを作る。
↓
SNS用の宣伝素材を作る。
↓
広告を出す。
↓
ファンが集まるコミュニティを作る。
↓
ファンクラブやイベントまで運営する。
ここまで追加料金で全部やってくれて、あとは本人のカリスマ性が発揮されるのを待つ。
そんな「推し活トータルサービス」があってもいいのではないか。
たぶん似たようなサービスはすでにあると思うのだけど、推し活に興味がなさすぎて、実際にビジネスにしようという気は私にはない。
ただ、推し活したい側と、推し活されたい側を結びつけるプラットフォームがあったら、双方にとって楽なんじゃないかと思う。
ここで重要なのは、推し活したい側ではなく、推し活されたい側にお金を出させることだと思う。
普通は、
ファンがお金を払う
↓
推しが儲かる
という構造だけど、逆に、
推されたい人がお金を払う
↓
サービスがグッズ制作や宣伝をする
↓
ファンが集まる
↓
ファンがお金を使う
↓
推されたい人にも収益が入る
という構造にする。
「自分も誰かの推しになりたい」という欲望は、かなり強いと思う。
しかも、推し活する人が「好きなものにお金を使いたい」という欲望を持っているのと同じように、推されたい人にも「自分を見てほしい」「自分を応援してほしい」という欲望がある。
だったら、その熱量が高い側からサービス料金を取ればいい。
たとえば月額5000円なら、「自分のファンクラブを持つためのサブスク」。
月額1万円なら、グッズ制作、SNS運用、広告まで込み。
さらに上のプランなら、イベント開催、ファンコミュニティ運営、限定コンテンツ制作までやってくれる。
本人は写真と動画を送るだけ。
あとはサービス側が「あなたを推すための環境」を全部作ってくれる。
もちろん、それで本当にファンがつくかどうかは別問題だ。
どれだけグッズを作っても、どれだけ広告を出しても、本人に人を惹きつけるものがなければ誰も推してくれない。
だから最後に必要なのは、結局カリスマ性なのだと思う。
ただ、そのカリスマ性そのものを作ることはできなくても、「カリスマ性がある人に見えるための舞台装置」は作れる。
写真、動画、グッズ、プロフィール、ファンクラブ、SNS、イベント、ファン同士の交流。
そういうものを全部用意してしまえば、本人は「人を惹きつけること」に集中できる。
そして少しでも人が集まれば、そこから先は面白い。
人が集まれば情報が集まり、情報が集まればさらに人が集まり、人が集まればお金も集まる。
お金が集まれば、また宣伝やコンテンツに投資できる。
そうやって、人とものと金を引きつける重力が大きくなっていく。
結局、「推し活」というのは、推す側だけのサービスとして考えるから難しいのであって、「推されたい側」にも巨大な市場があるのではないか。
「あなたも今日から推される側になれます」
というサービス。
ただし、最後に本当に必要なのは、グッズでも広告でもなく、本人の魅力。
そこだけは月額料金を払っても、代わりにやってもらえない。
そこまで含めてサービスにしたら、かなり面白い商売になると思う。

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