戯言。ウォーキング・デッド5-5を見ています。

徒然草2.0

ネタバレあり。

バスに乗って救世主の科学者ユージーンをワシントンまで運ぶ一行。なんでグレンとマギーはついてきたんだっけ。エイブラハムに助けて欲しいと言われたからか。義理堅いカップルだな。

…だが、運転手の軍人エイブラハムが脇見運転?道際のゾンビを見ていたせいで、ハンドル操作を誤り横転…運転下手なやつ多くないか…。わざと道端のゾンビに突っ込んで立ち往生みたいなシーンが多すぎると思う…からのエイブラハムの家族との回想…ああこれは死亡フラグっぽいな…。まあ限りなく味方だとしても、長生きしないタイプだとは思っていたが。

…と思ったらユージーンまさかの大告白。自分は世界を救える科学者ではなく、IQがただ高いだけの人なんだそうだ…いや頭がいいことはすごいことですけどね。バスに小細工して止めさせたのもこいつで、みんな振り回されているだけというオチだった。

ベスを救ったアトランタのお医者さんと同じで「自分の存在意義/承認欲求」を満たすためならば、他人を手段として平気で使えるし、他人の見ている世界を捻じ曲げて、自分の都合がいいように見させることができる。科学知識以外についてはでくのぼうかと思いきや、人を洗脳させる天才だ!(それは逆にすごいが!しかし女心を掴むのは下手なのに、おっさんは簡単に騙せてしまう!…その才能は女をナンパするところになぜ使えなかったのだろうか!?)

エイブラハムはなぜかゾンビ災害中に妻娘に逃げられ自殺をしかけるも、ユージーンに希望を見出していただけの軍人だったことが判明した。悪くない人だが、わりと単純な人。ある意味○カ正直。精神も肉体もタフガイだと思っていたが、ユージーンに魅せられていた幻の希望に幻滅&ゾンビに噛まれた?…絶望の淵をさまようことに。

…というわけで…スピーディで場所や時間がパラレルな感じで動き始めてきた感じ。

ダリルはベスが助け病院から脱出させた黒人の掃除夫ノアにボーガンを奪われる。キャロルがノアの足を拳銃で撃ち抜こうとするも、ダリル「まだ子どもだから」という理由で止めに入る…いつのまにか「すごい優しい男」になったダリル。あと、前にダリルがリックと義兄弟みたいな感じになっているシーンが何回かあったけど、そんな友情が生まれるようなシーンってあったっけ?とりあえず共闘しているだけだと思っていたが…メルル兄貴代わりか?謎…。

リックは家族のためならば誰でも殺す無神論者/ニヒリストというかバーサーカーな狂気じみた一面があるので、なんだか微妙。ハーシェルが伝承したかった「キリスト教的倫理」なんかもリックだけは限りなく無縁な感じがする。ユージーンに聖書の言葉を語るあたり、マギーぐらいにしか実は根付いていない。

徒然草2.0
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