お客様や消費者のインサイトを無料で作り出す方法

ある商品を作った時、販売実績が欲しい時がある。その商品を無料でいいので、親しい人に0円で売ればよい。

「無料でいいから使ってくれ」というのは、その商品があまりにいらなすぎる場合は迷惑であるかもしれないが、親しい人ならば問題ない。

それが実益があるなら、だいたい喜んでくれるだろう。それだけでも、無料で喜んで貰えているのだから儲けものだ。

そうして使用してもらうなりしてしばらくしたら、何がよくて何が悪かったか、後でヒアリングして聞き出しておくのだ。

次に本番にて有料で売る時にネタでつかえる。

親しい知人や友人だからこそ、忌憚ない意見を述べてくれるだろう。これで消費者の行動や思惑(インサイト=洞察、直感、発見)を根掘り葉掘り引き出すことができる。この商品のいいところ。買いたくなる理由とか。逆に買いたくない理由も重要だ。こういう層に、こういうやり方で販売したほうがいいのでは?競合他社はこういう売り方をこういう価格で売っているようだよ?そんなふうに指摘してくれる知人は大変ありがたい。自分が知らない情報が自然と入ってくる。

またこの意見は、別のお客さんに売る時に「あるお客さんからこういう要望があったので改良しているのだ」とでも言っておけば、見えない取引先相手を錯覚させられるかもしれない。常日頃から改良を施し良いものをつくっているという印象を与えるだろう。

顧客の声を取り入れて、よいものをつくってくれるのだという信用も得られる。

もちろん本当に有料で売れたら改良を施して、PDCAを回していけば嘘でもなんでもない。

お客様の行動を観察してつくった商品であるとか、お客様の中でもっとも多かった意見を集約したとか、言い方はいろいろできる。

お試し商品を初めにばらまくことは労なくして益ありな方法で大いに活用したい。

徒然草2.0
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