【AP試験】ポテトチップスのマーケティング

徒然草2.0

令和3年秋-午後問題2。

ポテトチップスのマーケティングについて。個人的な学習メモ。

普段あまりポテトチップスを食べていない20~40代の女性へ健康志向を売りにする&どこにでも持ち運び食べられるという機能性を売りにするという話なんだけど…ポテトチップスをどか食いする20~40代女性が身近にいる私としてはなんだか片腹痛いというか微妙な話である。しかも、どか食いする理由が「ポテトチップスというジャンキーなものが食べたい!」というのだから、カロリーが低くて健康志向であることを売りにするなんて(苦笑)ダイエットコーラを飲む○○がイメージされるくらい矛盾している気がする…ということはさておき、

…ちなみに、”新しい顧客”を定めることを新しい顧客のターゲットセグメントと呼ぶらしい。セグメント(分類分け)した後にターゲット(どこを狙うか?)という考える=ターゲットセグメンテーションというものがある。

言葉を知らなくても何となくマーケティングに関する文章は読めてしまうが、明確な区別をつけておく必要がある。マーケティングは、

ポジショニング(自社の強みや立ち位置)
 ↓
セグメンテーション(顧客の分類)
 ↓
ターゲッティング(どこのセグメントを狙うか?)

※最終的に選びだされた誰に売るか?のセグメント部分を指して、ターゲットセグメントという。

…ロジカルにマーケティングの手順を分かつと、こんな感じになるんだと思われる。

ふだん真面目にマーケティングばかり考えている人じゃないと覚えても忘れると思う(私は2,3回は忘れている。マーケターな人と話をすると無知が見透かされているようで、すごく嫌な思いをする)

・今までとは違う時間や場所で食べることができるというポジショニングをする理由は?顧客のニーズが多様化しており、新たな利用シーンに対応する商品開発力を(自社が)持っているから。(理由を本文中から抜き出す問題であるが、市場・顧客と自社を踏まえてポジショニングをする理由を抽出できないとダメみたいだ)

・テストマーケティングをした際、競合他社にアイデアやネーミングを模倣されるリスクに対処するには?特許や商標の出願をしておくのがよい。

・商品の発売当初に期間限定で数量を絞る理由は何か?希少価値によって話題を集めることで、顧客の購買意欲を高めること。←個人的には、こんなことのために購買意欲をコントロールされるなら期間限定に騙されないようにしたい。

【用語】
カニバリゼーション…共喰いのこと。マーケティング的には、似た価値提供を行う自社の商品が売上を取り合ってしまうことを意味する。
サンプリング…マーケティングにおいて、調査対象の母集団からサンプルを抽出すること。
パブリシティ…マスメディアにニュース記事などで取り上げられて注目を浴びること。
ビジョン…経営者の夢「どんな企業になりたいか?」とか。
ポートフォリオ…ポートフォリオ分析における4分類(問題児、花形、金のなる木、負け犬)がとても有名。
ロイヤルティ…顧客が商品ブランドに対して感じる「信頼」や「愛着」のこと。

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