AP試験。割引回収期間法…知っていないとまず回答するの無理ゲー

徒然草2.0

マーケティングの問題は感覚的かつ読解力があれば説けてしまうが財務管理系の問題は知っていないとちょっと厳しい。AP試験秋の午後問題に出た「割引回収期間法」についてのまとめ。「割引回収期間法」って言われて「ああ、あれね」とならないと厳しい問題だったと思う。

回収期間法と割引回収期間法の違い

システムなどの設備投資に対しての回収期間を求める通常の方法に回収期間法というものがあるらしい。一言でいえば「システム開発費用600万円は3年間の利益で相殺される」と表現されるものだが、これはお金の時間的なコストが考慮されていない。

お金のコストとは、現在の1万円は将来の1万円よりはお金の時間価値(お金の運用益(金利差?))があって高くなる(とかリスク)などが無視されているのが問題。割引回収期間法では、キャッシュフローに(時間価値分の割引係数で求めた)現在価値を割引いて算出する。

※未来のお金は現在よりも高いこともあって、回収期間法で求めた期間よりも割引回収期間法で求めた期間の方が、正確かつ長い期間が必要になるはず。

補足1:減価償却費を加えた金額を用いる理由

【補足】AP試験の問題に「割引回収期間法で求めるときの利益に、損益計算書上の利益に減価償却費を加えた金額を使用したのはなぜか?」という問いがあった。

答えは、減価償却費はキャッシュの移動が無い費用であるため(減価償却費が減ると、利益が増えると考えがちだけど、キャッシュの移動はない…と理解しています)。

減価償却費って何度も説明を読んでもピンとこない…完全理解が難しいところかなと思っていますが…。

まとめ

1.設備投資の損益分岐点を求める方法に回収期間法割引回収期間法がある。

2.回収期間法は単純で分かり易いが、時間価値などが考慮されていない。

3.割引回収期間法は、時間価値を求める割引係数から現在価値を求めて利益から割引いて求める。

コメント

タイトルとURLをコピーしました