厳しいことを言うし、自分に跳ね返ってくることは百も承知であるし、以前から言っていることもであるが…。
結局のところ、現在の国家のあり方を社会福祉に手厚いシルバーの方々が形作っている。
経済成長しないのは税が高いからと政治家が無策だから。
（商売人としての自分の無能さは自覚しているが、この際は脇に置いときます）
成長のための消費が増えないのは所得が増えないから。
所得が増えないのは税が高いから。
高い社会保険料の恩恵を受けたこともないし、年金をたくさんもらえる未来なんて、嬉しくもなんともない。
自己責任が問われる自由の国・自由主義経済の国であるはずなのに、社会福祉だかセーフティーネットだか知らんが、若い時からバカ高い社会保険料と厚生年金を支払わせられる。
んで、しばらくして老人になってから、社会福祉サービスが悪いとブー垂れる気はないのだけどなあ…それ以前に死にそうだし。しかるべき、ライフステージでしかるべき原資（資本）を得られる機会が、日本においては失われている。
将来の不安が先行し、まともに自己投資をする気も起こらない。
波風を立てず、細々と暮らすことが経済合理的にされちゃっている。
自己改革的な取り組みは、意識高い系だと嘲笑に値するものに過ぎない。
…かくて、人口ピラミッドは先細り、常に老人優先社会が続き、若者を搾取するだけの夢のない国が生まれた。
まあ別に若者が可愛そうなどと同情する気はないし、若者だけに力を付けさせればいいというのも社会の構造としては不適切であり、老若男女関係なくその時代と世代に適したデザインを施した国家を作らねばならないと思うのだが、それまじめに作る気をほとんどの国民がないってことが、一番の問題なのよね。スレッガー中尉みたいな言い方になった。残念だけどこれがシルバー民主主義なのよね。
諦めて、自分の職務をまっとうするのが精一杯。
寝て治らぬ病は基本的に治らないと誰かが言っていました。
その通りだと思います。
「ガンになっても切らないんだな」と言われたら言葉もないですが、
まあ、概ねそんな気がします。
医療においても人生においても自然に身を任すってそんなに悪い話じゃあない。
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