格闘技をやっていると、敵に襲われた時にどのように対処するか?を考えるようになります。いわゆる護身が身につくわけですが、平時にああされたらこう、こうきたらああしよう、色々と考えていると実際に襲ってくれないと試せないよな…となってくる。なので時々は「誰か軽く襲ってくれればいいの」に、とか思考実験レベルだけどふと思ったりします…が、誰かに殺されるほど恨まれることなんてしていないからなあと打ち消したりします。
自分でも何を無意味なことを考えているんだ…とか思いますが、誰かに殺される願望を抱くことがあります。別に殺されたいわけでもないし、実際には殺されなくない。スリルを楽しむというのも違う。マゾでもありません、と自分では思っています。一体なんなんでしょう?この感覚は。
実際は…誰かの利権を殺されるレベルで荒らすような仕事をしていませんし、世の中のほとんどの人がそうだと思いますが、日本はなんだかんだ言って(今のところ)平和です。麻薬の密売人に拉致られて何かされる話を聞いたことがありません。○クザと関わればあるかもしれません。
…が、それよりもひょんなことがら…例えば交通事故とか病気とか原因不明の心臓発作とかのほうが死ぬ確率が高いです。仮に誰かに目的を持って殺されるとしたら、頭がおかしいやつにブスりと刺されるとか、鉄道に毒ガス巻かれるとか、雑居ビルにガソリン巻かれるとか、そういう事件に巻き込まれるぐらいしか今の日本ではあまりないはず。
…というわけで、悪い冗談であることを承知で言えば、恨まれて殺されたらドラマの役者っぽいことを言っときたいですね。考えておかないと。男塾の江田島平八も言っています「少年よ大死を抱け!」でも「明日死ぬと思って生きろ」って言いますけど「明日殺されると思って生きろ」とはあまり思わないかもしれませんけど、そのほうがリアリティがあり、結果的に同じかも知りませんがmurderされると思えば危険を避けるという力がつき、これをどんどん応用させていくと思考力なんかもつく気がします。治安が悪くなれば「人に殺されない能力」も必要になってくる気がします。
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