フリーランス・エージェントに仕事を探してもらうことを悪だ…と言い切るくらいの勢いで考えていた時期もありましたが、最近はもう少しマイルドなものにとらえ直しております。お仕事探しのエージェントとしての役割の他にサポートや情報提供社として、また営業面においてもその力は有用だと思う一方、エージェント業界(HR業界の)レベルを上げていくことがエージェントサービスの向上ひいてはITエンジニアの向上につながるとポジティブに捉えたいところです。
と、前向きであることを前提にして、以前にあった嫌な話をここいらでメモっておこうと思います。暴露したいとかいうよりは「忘れてしまう」のと、(誰かに)フィードバックをしたいシーンがあるのでオープンな記事にしておきます。
さて、ITフリーランスの多くは仲介業者を経て仕事をもらうことが多いと思います。特に大手IT企業などは、どこもその手のSES事業を行っていると思います。資本力がある企業同士の取引であれば、仲介料をごっそり持っていかれても、あまりジリ貧にはならないのかもしれませんが、感覚として弱小エージェントと取引をすると案件と単金が下げられる方向に行きお互いに不幸になるようです(感覚的な話であり実態はくわしく知りません(というかくわしく話せません))。新興企業は大手と言えどもSIerより単金が下げられがちな傾向がある気がしています。
…それはさておき…ひとまずあったことを断片的に書いておきます。
単金-5万になった理由なし…
あるエージェントA社にT社を紹介してもらいました。提示された金額はX0万~X5万円でした。私は「できればX5万円でお願いします」とエージェントに交渉を頼みました。(T社と交渉後に)X0万円ならT社と契約できると言われた。私は+5万円にしてもらえる能力があると思うので、それらをネタに交渉できなかったか?を聞いたが特に明確な理由はなく「(クライアントに)厳しい」と言われたとのこと。A社のマージンも不明。エンジニアの市場価値も不明。単金交渉の実態も不明。これならエージェントは必要ないな…と思うに至った。+5にされない理由が分からないので契約を断ると、露骨に嫌な顔をされた…。どういう営業プロセスを経ているのか、なぜ自分のスキルセットで年収UPれないのか、そこには説明義務というとかたいけれど何らかの明確な理由が必要だと思うが理由が提示されなかった。また、契約に至らない理由も不明瞭で明確でないことも多い。(これにはフィーリングはじめいろいろなファクターがあるので一概には言えないが誠意ある対応が求められます)まだ、自分で能力をアピールして、そのスキルセットはいらないとか予算がないとか適当なこと言われるほうがまだマシな気がします。
直契約OKと言われたが…
エージェントB社に紹介されたY社にて…。Y社と私で直契約したい意向をY社の担当者に伝えたところ「B社に相談してみる」とのことで話がまとまった。流石に仲介業のB社が快い返事を言うはずもないが…B社のエージェントに「(直契約は)無理よね?」って聞いたら「問題ないです。できます」と言われ「えっ?そういうものなの?」と驚いてY社の担当者に聞いたところ「年収分(つまり単金✕12ヶ月)を払え…と言われた」とのこと。問題なくできるって…問題ありじゃないですか。年収分払えと言われて快く払えるわけないじゃないですか。…じゃあその条件の方を言おうよ(汗)フリーランスって商品に過ぎず商品に情報を与えないんだなと感じた。
希望の単金を交渉依頼したが…
次月の更新時に単金UPの交渉をエージェントC社にお願いした。契約の締日が近づいているが音沙汰なし。3営業日過ぎたころに「交渉してくれるのか?してくれないなら私からしていいか?」とエージェントに尋ねた。「こちらで交渉する」と言うが…私が単金UPをお願いする理由や根拠もあったが、そういうのをヒアリングすらされずに、メールで「あいつ単金UPしないとやめるよ」みたいなトーンの連絡がきたと担当者から聞いた。そんなメールを唐突に出すくらいなら、自分で言いますわ(汗)。
・・・みたいなことが過去にございましたとさ。以上。
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