孤独の散歩。都民が行かない皇居東御苑。なかなか穴場。

徒然草2.0

都民が来ないかどうか分かりませんが…外国人が多く日本人が少ない(外人8に対して日本人は2)。

というわけで皇居東御苑に孤独のグルメならぬ孤独の散歩に行ってきましたが、なかなか素敵なところでした。ここへ都民が行かないか?は詳しくはデータがないので分かりませんが、何か目的がないと来ない場所ではないでしょうか?

…そういえば、私は「日本の城跡が好き」とか言っているわりに、わりと家から近いのに江戸城の跡って真面目に見たことねーな?と思って、皇居東御苑ってところが無料開放されていると知り、行き当たりばったりで行ってみた次第。遠くから桜田門とかを眺めたことはありますが、それは見たうちに入らないかなと。きちんと城の構造を調べて、どうやって攻め落とすか?西郷隆盛になった気持ちで外から眺めてみましょう…。

有楽町から皇居前広場へ。楠木正成像を眺め、遠くに桜田門を見た後、皇居東御苑へ。スターバックスの横にある無料休憩所もガラガラ。綺麗に整備されているのになぁ。お堀に白鳥が一羽、毛づくろい?していました。

大手門から警察の手荷物検査を受けて東御苑へ入ると、かなり高い石垣があり「大きなお城だったんだ」とわくわくする感じがありました。

江戸城は、桜田門、半蔵門よりも、大手門、清水門、田安門、とかのほうが防衛に適した作りになっており、当時の姿を残しているので、九段下あたりから東御苑の方へ散策した方が、実は面白いですし。また、皇居東御苑の庭も中もとても綺麗。

あまりに暑くて日傘していても軽い熱中症で頭痛してきましたので、早めに退散しましたが。

茶畑とかあるところに行けなかったので、もう少し涼しくなったらまた来るとしよう。

九段下へ向かう道中、国立公文書館が無料開放されていましたので、公文書を眺めてきました。なかなか興味深いのですが、例えばこれは第一回国勢調査の文章らしいですが、国民に向けたもので、なかなか難しい漢字を使っているものの、ふりがなが書かれていて読みやすい。

各世帯は「みなさんのうち」、善政の基礎は「よいせいじのもと」、社会の実況は「よのなかのありさま」、などと柔らかい表現になっています。

他にも小渕恵三が掲げた「平成」の文字(たぶん本物)が飾っていました。菅義偉が掲げた令和はレプリカが飾ってありました。日本に議会政治が出来てからの歴史的に重要な文書がざっくり見られます。周辺には色々な資料館が合ったので、今度はもう少しアカデミックに攻めてみたいです。

で、本当は国立公文書館の隣にある国立美術館に入館しようと思って行ったのですが、常設展は500円でしたが。イベントでやっているガウディ サグラダ・ファミリア展は2200円でした。うーん。にわかの人が見るものじゃない気がするな。

低予算というか貧乏な「孤独な散歩」を計画していたので、サグラダ・ファミリアに2200円はだせねーなと思って、引き換えしてしまいました(汗)

だって本物じゃなくて展示物でしょ…。

そこから引き換えして日本武道館の方にある、科学技術館もいいかなと思いましたが、いずれ子どもとくるところかなと思い今回はスキップ。

手持ちが少ないので行きませんでしたが、九段下の昭和館もなかなか地味で面白そうでした。

そして九段下駅から靖国神社へ行った。

何かとこの時期という少し前の終戦記念日に首相が参拝したとかで話題になるので、一度は行こうとだいぶ昔にきた時以来な気がします。いやそれ以外にも近くに来た時にぶらりと立ち寄ったこともある気がしますが覚えていない。けれど、せいぜい3回目ぐらいだと思う。ここは東御苑と違って日本人が多く逆に観光客はいません。当たり前かもしれませんが、公文書館も外人はほぼいませんでした。逆に何の考えもなしに皇居に行くくらいなら、こういうところで日本国の歴史について調べるほうが外人にとっても面白い気がしますが、大きなおせっかいでしょうか。

自分が外国に行くなら、政治の中心地にある資料館とかへ行ってみたいですが。この暑いのに、このお婆さん、どういう思いで靖国神社へ参拝しているんだろうか?と思いを馳せたりさ。

それから市ヶ谷駅まで歩いて…電車にのって帰宅。市ヶ谷と言えばほぼ新宿。例えば、東京駅から散歩しながら新宿方面まで歩くのは、涼しけりゃそこまで苦じゃないなーと思った。都心も広いようで気合い入れて歩けばそこまで歩けない距離じゃない。

ロードバイクがあれば、30分でどこへでも行ける。

というわけで、とてもいい孤独の散歩でした。

徒然草2.0
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