ネタバレあり。トータル・リコール。2012年版のリメイク版を見た。
アクション映画はあまり見ないが…まあ、思ったよりは面白かったのではないか?
★★★☆☆かな。
…とにかく映像は綺麗だった。後半はちょっとダレてきたけど。アクション映画はいつも後半にダレてきます(汗)シュワルツネッガーのトータル・リコールとどうしても比べてしまうが…滞在期間は…2週間よ「おばさん」には騙されてニヤリとした。おばさんのほうはただのモブで化けているのは男の方だった。タクシーロボットやゲーリーだっけ?ミュータントの黒人おじさんが出てこなくて残念だった。ミュータントの乳房が3つあるねえさんはでてきたから結構忠実に再現しているのかと思ったのになー。
…というかシュワルツネッガーの映画は火星を救う話だったが、だいぶ脚本が変えられていた。
UFBとコロニーをつなぐTHEフォールのある未来の地球でレジスタンス側のマサイアスについたハウザーが記憶を消されてコロニーの労働者のクエイドが主人公でUFBコーヘイゲンの二重スパイで…って設定がなんか難しいよ(汗)コロニーの世界観は、人種と文化がないまぜになっていて、とても味わい深い感じでよかった。中国とアジアとロシアが混ざったような。トータル・リコールも中華系?そもそもUFBの代表であるコーヘイゲンがブリテンなのに中国系なのよな。別にいいけど、なんでこんな設定にしたんだろう。未来だから人種ミックスしたのかな。でも支配国のUFBと植民地のコロニーという関係なんだよね。核戦争でこうなったとのことだけど、詳しい経緯が謎すぎ。
あと、適役の(元)奥さんとヒロインが同じ黒髪だからか、自分が日本人のせいか区別がしづらい。金髪の奥さんと黒髪のヒロインというふうに、前作のように区別しやすくしてほしかったよ。たまに「この人どっちだろ?」と認識するの疲れる。
個人的にはマルチエンディングにしてほしかった。最後にトータル・リコール社がでてきたから「もしかして全部夢?」という説は残るだろうけど。
前作を知っている人にも知らない人にも、そこそこ楽しめるアクションSF映画に仕上がっているのではないか。ただ、若干尺がながくてアクション映画を見慣れていないせいだろうか。ちょっとつかれた。
悪いところを言えば、別に驚くところもなかったので、「まーまー可もなく不可もなく楽しめる」が正直なところだった。
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