最近はNISA口座はオルカンとS&P500に全ツッパしていますが、それでいいのか?定期的に不安になるため情報を色々と仕入れてみました。結論としてはオルカンとS&P500に全ツッパでいいと思います。というか、世の中がオルカンとS&P500に全ツッパを推奨する世の中になっていることに驚きました。
ちょっとNISAじゃなくて、先の未来の話をすると、10年後や20年後は、暗号通貨にもこのトレンドがくることが、間違いないですねー。
NISA口座を使って投資をすべきか否か?
もともと、ひろゆきはド素人/情弱は株をやるな!というスタンスだった気がするけど、今は違うらしい。
S&P500や米国IT企業の成長比率が大きい投資信託を買え!というスタンスに変わっている。
アンチニーサリスト(NISA口座での投資に反対している人)と言えば、荻原博子(おぎわらひろこ)と森永卓郎。
この2人がでているこの対談の構図は興味深い。
ていうか…これ、よく実現したな。
ひろゆきの合理性が、誰が見ても一枚上手に見えるのでは?↓
配当込みのインデックスファンドであれば20年(もっと確実なのは30年)でほぼプラスになるという金融工学の理論というか事実を覆せる人ってまずいない。
はじめから、萩原博子に勝ち目がない。
現金だけを持つもリスクがある。とはいえマナーとかどうでもいいとわりと思っていますが、荻原博子が喋っている時に苦笑しているのは端から見ていて心地よくはない。
…日銀はデフレ脱却宣言はしてはいないまでもインフレになってきたという認識をしているので、日銀の上年収分(1年生活が出来る現金)があれば投資をしてもいいという最低限の条件を出している。荻原博子が投資してもいいという条件が揃ってきている。森永卓郎は株は低い時に買えと言っていて、米国株はバブルの水準と捉えている。
個人的には、NISAはS&P500でフルに突っ込めばいいと思う。あと、成長枠では個別株が買えるという言い方をする人がいるが、成長枠での個別株は個人的にはおすすめしない。個別株もパッシブファンド(インデックスファンド)でS&P500などに連動する株に全ツッパがサラリーマンには分散投資という意味では無難ではないか。
荻原博子「1000万の定期預金があれば、宝くじでも競馬でもFXでも好きすれば良い」という内容に同意している。余裕資金があればリターンが望めないものも好きにすればというわけだが、ひろゆきの思惑通りの展開過ぎて見ていて残念。
結局、お金に関する価値観によって合理的な判断って変わってくるってことなのではないか。
NISA口座の作成で審査に落ちることがある(注意)
銀行等の金融機関でNISA口座を開設したもんお認知しておらず審査に落ちることがある。その場合に新たに審査したりNISA口座を別の金融機関に移動するのに60日以上かかることもある。すぐにNISA口座を作ろうとしても上手くいかないこともあるので注意が必要という話。
積立NISAの注意点
積立NISAで失敗する3大事例。
1.国内投資のインデックスファンドに投資する(商品選びミス)
日本は経済成長していないので経済成長している海外株式がオススメ。為替リスクを回避するために日本円ではなく日本経済。
2.手数料が高い投資信託を買ってしまう(商品選びミス)
ネットで買えるやすい手数料の投資信託を買う間違いを犯す。対面で売られている当信託は高い。信託報酬が0.1%以下を目安に投資信託を選ぶこと。eMAXISシリーズではなくeMAXIS Slimシリーズを買うこと。青梅駅と青海駅ぐらいの差がある。
3.スイッチングしない
積立NISAした投資信託を売却→再購入しても枠が回復しないので長期的に保有すること。中途半端に情報を集めている人ほど狼狽売りをしがち。平均的に2~3年で手放してしまう人が多い。もっとも投資で成功する人は投資をした事実を忘れて放置できる人(=死んでしまった人、物覚えが悪い人)というのは事実ですが普通は忘れることは難しいので、20年絶対に売らないという強い気持ちでいることが望ましいのでは。
4.アクティブファンドを買わない
長期的にはインデックスファンドの投資効率が高い。
5.ネット証券口座でNISA口座を開設する
ネット証券の方が、投資信託の種類が対面型の金融機関よりも多く、信託報酬が低い投資信託が多い。
6.よくわからない金融商品は買わない
しっかり特徴を理解してから買うこと。
7.余裕資金で自分のキャパにあった資金で投資をする
生活資金で投資を行い、ハイリスクの投資を行わない。余剰資金で地味に投資をすることが大切です。
8.成長投資枠という言葉に騙されてハイリスクな個別株を買う
インデックスファンド真理教に行き着いた私としては、これが一番にわかにはやってほしくないことかもしれない。積立投資している低リスク(分散投資型インデックスファンド)の金融商品も買えます。1800万円分すべてオルカンでもOK。
まとめ
日本人だから日本株式買うわーというスタンスが不正解かどうかは未来にならないとなんとも言えないところだと思います。小高齢化などの問題は移民政策などで乗り越えている可能性もあるのでは?
新NISA制度そのもののリスク
NISA口座で投資するリスクよりも、NISA口座制度によるもたらされるリスクを気にしている人もいるようなので調べてみました↓
円安化からの長期的インフレリスク
日経平均よりもオルカンやS&P500が買われることにより日本人の円資産が売られ外国の資産に変わっていく。その結果に円安となり円の購買力が下がる。2022年から2023年の3ヶ月だけで、現預金が2%減り株式が2%増えたデータもある。
日本国債の消化がされなくなるリスク
日本人の現預金がある=国債購入の原資になる。これが海外の資産となると、スムーズに国債発行ができなくなる。債券利回りが上がっても、買い手がつかなくなる。最終的にハイパーインフレになる(可能性が出てくる)
この辺の話は可能性が低い=あまり自分の思考には上がってこない視点なので無視してしまいがちだが、リスクを正確に捉えるためにも頭の片隅にいれておきたい。ハイパーインフレのリスク懸念が高まり、まだまだ金や銀などが値上がりすると考えているところです。
ハイパーインフレによる預金封鎖のリスク
結果的に日本国債の消化がされなくなった結果に預金封鎖が発生して、新円が発行され国の借金とやらが総裁される…というまことしやかにささやかれている陰謀論が事実として起こると信じている人が、Webではよく見受けられる。その話を信じるか信じないかは程度は人により違いますが可能性が0ではない以上、わたしもWebにいる人として少なからずそういう意識を持っており、一縷でもその手のリスクがあるならば日頃から対策を進めておくべきだとは思っています。とはいえ、やはり実感がないことなので、今はそこに締めるウェイトはあまり大きくありませんが。
その他
これは私見も含みますが、私(30~40代)と親(団塊世代)の考え方は全く違います↓
団塊世代のお金に関する考え方について
子どもの世代は自分たちで稼いでくれればよく、お金を遺すつもりはまったくない、と考える団塊世代もいる
団塊世代は戦後の貧しさと高度経済成長を経て豊かになったためか、なにもないところから働いてお金を稼ぐべきだという、昭和的な価値観を持っている。それを、子どもたちにもそれを強いる傾向がある=お金を次世代に引き継ぐという視点が欠如している。
投資は危険で定期預金(現金)で資産を持つべきだ、と考える団塊世代は多い
日本人の家計資産(現預金)は2000兆円のほとんどを高齢者=団塊世代が保有しているため、すぐにこれが投資に回ることはない。当面この傾向は変わらない。
(しかし、現在の20~40代は投資をすることが当たり前で、不動産などよりもペーパーな金融資産(株式・債券)を好むため、徐々に資産移転は進む)
iDeco > NISA
YouTubeを見ているとiDecoよりもNISAを優先しろという声が意外にも多い。
その理由は、退職金控除を考慮した出口戦略が複雑であり、税制が今後変わる可能性があるため。
…だそうだが、個人的には「iDeco>NISA」
つまりは、NISAよりもiDecoを優先すべきだと考えている。
大企業や公務員なら別かもしれないが、個人事業主や中小企業努めの現役世代は企業の退職金は期待できない(退職金は多く払い出されず長期的に働き続ける時代に突入している)ので出口戦略は気にする必要はない。
iDecoは途中解約できないことがデメリットだというが、NISAでの投資メリットはインデックスファンドで長期投資なんですよね?途中解約できないiDecoの方が縛りが強くて長期投資せざるを得なくなるから、途中で売却したくなる投資意識が薄弱な人の資産形成に向いているじゃないですか。というわけでiDecoの解約できないデメリットは長期投資する意識を養成するメリットになりますね。
またiDecoの制度改革が今後は行われて今よりも資産形成に適した仕組みになると思うので、iDecoに全ツッパしておくべき。と個人的には思う。というのも、岸田政権は金融機関に忖度を行い、金融商品を沢山購入する方向へ制度変更するので、iDecoで投資する気が起きなくなる仕組みにするわけがありません。おそらくiDecoで投資する運用期間が伸びる(すでに受取りが75歳からに選べるようになった)、もしくは投資金額が増加=所得税控除額の増加は期待してもいいと思います。デフレ脱却してインフレ経済になれば、所得も上がるためiDecoの控除額も上昇するのが自然でしょう。(その割りには年金が増えたりはしませんが)
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