戯言|なつめとなつめやし(デーツ)を食べた。

徒然草2.0

食べたことを忘れるのでメモ残しておく。

なつめ(棗)

中国原産の赤い実。今回は乾燥ナツメそのものではなく、業務スーパーで見かけた「なつめチップ」を試してみた。ナツメ自体、これまできちんと食べた記憶がない。

味はほんのり甘いが、若干の苦みがある。硬さはちょうどよく、歯ざわりは悪くない。甘さ控えめの落雁を思わせる感じ。正直、苦みがなければもっといいのだが、食べ進めていくと「嫌いじゃないな」というラインに落ち着き、気づけばボリボリ食べている。

お菓子を無心で貪るよりは、ずっと健康的な気がする。ただし「積極的に食べたい味か?」と聞かれると、そこまではいかない。ネットで調べると「レーズンのよう」「りんごのように甘酸っぱい」と書かれているが、少なくとも今回食べたものには酸味はまったく感じなかった。乾燥方法や品種、生の状態だとまた違うのかもしれない。

ナツメ茶や、中国系の店で見かけるナツメ関連の商品も気にはなるが、まだ一歩踏み出す勇気がない、というのが正直なところ。

なつめやし(デーツ)

名前も形も似ているが、なつめとは別の植物らしい。東南アジアや中東が原産で、日本では「デーツ」と呼ばれることが多い。

業務スーパーで売っている500gパックのものはサウジアラビア産。干し柿より一回り小さいが、甘さが強く、食べごたえがある。謎のドライフルーツ、という第一印象だったが、かなり気に入っている。

干し柿が好きなのだが、中国産でもそこそこ高く、気軽に食べられない。その点、なつめやしは比較的安く、しかも少量で満足できる。種ありだが歯ざわりは滑らかで、なくてもいいが、あってもすぐ吐き出せばいいので特に困らない。

「もっと高級なやつは、どれほど違うのだろう?」とか、「品種改良して巨大化したら、まったく別ジャンルの食べ物になるのでは?」など、食べながらどうでもいいことを考え出すと、それはそれで楽しい。

まとめ

なつめとなつめやし、名前やサイズ感は似ているが、味はまったく別物。

どちらも食べすぎなければ、健康にはよさそうだ。少なくとも、意味もなくスナック菓子を食べ続けるよりは、だいぶマシな気がする。デーツはロハス界隈では健康食品に扱われている。

進んで食べるかどうかは気分次第だが、「家にあったら手が伸びる」くらいの距離感が、ちょうどいいのかもしれない。

徒然草2.0
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