【戯言】道祖神信仰…ほとんど18世紀に作られたもので比較的歴史は浅い。あと庚申信仰についてふと思い巡らしてみた。

徒然草2.0

たまに道端で見かける道祖神と呼ばれる石像と、神社に祀ってある(と言っても見る機会はほぼないのですが)男女の神様は別物みたいですが、夫婦の形をとっているという意味ではなんとも微笑ましい気持ちになるものが多いです。

でも道端にある道祖神的なものは、だいたい18世紀ぐらいに作られたものがほとんどのようです。昔からの日本の信仰と結びつくものだと勝手に思っていましたが、そうではないようです。

まあ、日本人の庶民の信仰心が形として現れたものだと勝手に想像を膨らませば、古い日本人の思想がシンボルになったものと言い切っても、さほど誤りではない気もします。

平成になって作られたものもあるようです。

…そういう意味では、人が往来するところに、これからも何かを祈念して作られ続けられるのでしょう。

で、道祖神の他に「庚申(こうしん、かのえさる)」という文字が書かれた石があるが、これは庚申(こうしん)信仰を表したものだそうです。そういえば子どもの時に誰かに説明された気がするが、その時はあまり興味がわかなかったが、これ今改めて認識し直して見ると面白い。

庚申(こうしん)は中国の道教を紀元に持ち、干支(かんし、えと)という10(十干)✕12(干支)=60パターンの数字を表したパターン/数詞の1つであり、占(うらな)いに用いられるものだそうです。

干支自体は色々なものの名称にあてられるが、これ自体を意味あるものとして認識している人ってほとんどいないから、意識をするようにしたらなにかにとても役に立つとは言えないものの、生活をする中で見えるものが増えてはいくと思う(情報量が増える)。

申=猿を表す=三猿と関連付けられたり、猿は五行思想の金を表すので、仏教の金剛や赤面金剛と関連付けられたり、猿だからさ猿田彦神と関連付けられたりする。

…これって、ただの連想ゲームをするレベルでは??とツッコミいれたくなるけど、古代の人の発想もそんなもので今と別に違(たがわ)ないんだな。

徒然草2.0
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