戯言。葬送のフリーレンを5話まで見た感想。

徒然草2.0

ネタバレあり。

勇者が魔王を倒した後の話…と聞いていて退屈そうだと思ったが、思った通り基本的に退屈だ。退屈な旅を楽しめる人におすすめ。

いい話成分が多いストーリーで、ずーっといい話なのはいいのだが、それはそれでずっと少し心に染みるので見てられるか心配になる。

とはいえ、見ていてもそこまでいい意味で悲壮感はない。寿命で死ぬのは当たり前だし。

退屈というのはいい意味で、言い換えれば上げ下げの浮き沈みがなく、淡々と見ていられるということ。

悪く言えば、だらだら見てしまう。

後で何か物語が大転換するのかもしれない…いや大きな展開はない気がする。

人間よりも100倍近く長生きな勇者パーティのエルフ(魔法使い)のフリーレンが、故・勇者ヒンメルの気持ちをたどる旅に出る。

永遠に近い命を持ったモノの視点から、はかない人間の生き死にを追っかける感じ…とはいっても、緊迫感も基本的にゼロ。

いい人のいい話しか出てこないようなので、気軽に見る娯楽としては、いいのかもしれない。

魔族=言葉を使うが、魔族が使う言葉は人を騙して喰らうためのものであり相互理解をするためのものではない。

これを定義したのは、ヒンメルというフリーレンの師匠らしいが、

このような性悪の設定により悪がはっきりしており、それに相対する人間は性善になるということなのだろう。

あとで悪い人間というものが出てくるかもしれないが、今のところ登場人物がみんないい人っていう…。

人は善い生き物で、その温かみ=人間性を、人間性がちょっと希薄で感受性が低いフリーレンが感じ取っていく

というところを読者/視聴者が一緒になって再取得していくことに付き合わなくてはならない。。そこがちょっと退屈。

そのへんの好みは分かれるので、よくこれが人気上位アニメになっているよな?、という気がしないでもない。

全体的に悪くはないのだけど、これといって強烈な特徴もない。

マイクラをやりながら、流し見できるのがいい感じ。

徒然草2.0
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