戯言。健康なのに悩むことは間違っている。

正しい考え方と間違った考え方
求道者と迷い人の違い
健康なのに悩むことは間違っている
結論

正しい考え方と間違った考え方

正しい考え方というものがあるはずだ。と以前から思っていた。

これは言い換えれば「間違った考え方」というものがあるはずだ。ということでもある。

そんなことをたまに口にすると「人生というものはそんな単純な二元論で言い表せられるものではないよ」というようなことを言われる。

そういう相対的な捉え方は、私も嫌いじゃないので「そうだね」とは思うけれど、正しさがどっかにあるはずだ。

いわゆる「真理があるはずだ」と言い換えても良い。

そんなものを求めているといずれ「宗教に足をすくわれるよ」というひともいるが、わたしなりにその道は探してきていて、今もブログにブッダだイエスだなんだと書いているから怪しい人だと我ながら思うけど。

（白黒はっきりさせない方が大人の対応だと言われる現代社会だ。幸せと不幸せ、必要と不必要、善と悪、罪と罰、正義と悪、なんだっていいが怒りや争いははっきりさせることによって生じることもあるので一理はあるけど、でも自分の価値基準ははっきり持っていないとぼやけるだけ。ぼやけないことの価値もあるはずだ。仮にそれが間違っていたとしても、価値をはっきりさせることは小気味いいよ、と思うことにしている）

たんに自分は求道者なだけで（もしくは迷い人）なだけで、すがりたい真理があるはずだとは実際にまったく思っていなかったりもする。

求道者と迷い人の違い

きれいな言葉で言えば求道者なのだろうか？

いや迷い人の方が正しいのだろうか？

求道者と迷い人は何が違うのだろうか？

求道者は道を知っていて迷い人は道を知らない、であるとすれば、いくらか求道者の方がまだ真理に到達していないにせよ、正しい考え方を持っている人、である気がする。

そのような気がするだけで、本当のところはわからないけど、真理に到達する距離が正確に計測できていないならば、どちらもあんま変わらない気がする。進み続けているかどうか、それとも途方に暮れているかどうかの違い。

真理なんて無いし、向上心を持つ意味がない、人生は成り行き、なるようにしかならない。そんな人は求道者や迷い人ではない。衆生である。もしかしたら達観している人≒悟っているのかもしれない。

健康なのに悩むことは間違っている

「健康なのに悩むな」と、同じようなことを堀江貴文（ホリエモン）も言っていた。

最近、このホリエモンは何を目指しているのか分からない。カリスマを目指しているわけでも、教祖になろうとしているわけでも、人気者になろうとしているわけでもないが、新しいことをどんどんやろうとしているし、この人なりに当たり前のことを当たり前にやっているだけでお金が入ってくるので、それは素晴らしいスキルというか立ち位置だ。

全然関係ないけど、岡田斗司夫が中田敦彦はカリスマタイプで西野亮廣は教祖タイプだと言っていた。どっちかというと中田敦彦の方に興味がある私は自分で言うのもなんだけどカリスマタイプなんだな。別に自分に優れたものがあると言いたいわけじゃなくて、自分は自分で他人は他人、悪く言えば中田敦彦と同様。他人に興味があるふりしているだけで「まったく他人に興味がない」。教祖を探している人とは合わないなという気分になるし、私自身もカリスマには惹かれるが教祖の信者になる気は毛頭ない。

話がそれたがホリエモンはある意味とても理想な人だと思う。自分もどうでもいいことを駄弁っている（堀江貴文がどうでもいいことを駄弁っている、と言っているわけではないですが）それだけでお金になるのなら、これほど最高なことはないのになあとは思ったりする。

…話がそれましたが「健康なのに悩む」その悩みって贅沢だとは思います。いくばくかのお金があれば清潔な住みかと（ほどほどかもしれないけど）食べ物が保証されている。図書館やインターネットや動画のサブスクリプションなどを利用すれば、あまりお金をかけずに質の高い情報へアクセスすることができる。

…とはいえもっと社会的な地位が欲しいとか、集団のなかで秀でていたいとか、社会的な欲求とか自己承認の欲求を人は持つもので、一筋縄ではいかないのは承知していますが。

また、労働が苦痛だと思う人には地獄だと思います、でも健康で過ごせているならそれも贅沢な悩みなのかもしれない。

贅沢な悩みはすべて「正しくない考え方」である気がする。