「レインボーブリッジは徒歩でも渡ることができる」と聞いていたので歩いてみることにした。自動車と同じ目線にある遊歩道はとにかく振動もすごい車の方を見ていると「突っ込んでくるのではないか？」という恐怖感もある。慣れてくればなんのことはなく、人はちらほらいてすれ違うが、鼻歌のボリュームを上げても誰にも聞かれないし、「一人の時間」を楽しめるし「非日常感」もあってすごいよかった。歩くことや景色を見ること、さらに自分のことを考える時間に充てられる。ちょっとトリップに行った気分になれるので個人的にはかなりオススメ。
品川駅をスタートしてレインボーブリッジの入り口まで３０分ぐらいでしょうか。そこからお台場へ。そこから戻っても良かったが、目標はでっかく「東京ディズニーランド」かその手前の「葛西臨海公園」に設定しました。まあ、途中で飽きたら帰ろうと思っていましたが。以前から江東区の辰巳エリアを見てみたいと思っていましたので、そのあたりを見るのが一番の目的に変わっていきました。
お台場はともかく有明周辺は小綺麗な人が多い印象。東雲に入ると少し雰囲気が変わってきます。パチスロとかもあります。公営住宅とタワマンが入り混じっています。辰巳橋（タツミバシ）を渡るとタワマンがあるにはありますが、歩いている人もお年寄りが多くなり、辰巳の公営住宅の住人なんだろうなあという感じが伝わってきます。寂れた商店街（？）のようなものがあり、昭和の時代は賑わっていたのかもしれません。ノスタルジックな住宅アパートが多く雰囲気が出ていました。次第にこの辺も変わっていくのかもしれません。辰巳公園は広く綺麗で整備されていました。夢の島へ渡り、新木場駅から電車で帰宅しました。
つーわけで、有明→東雲→辰巳、このコースは結構感慨深くて、ランナー、自転車、そして徒歩で散歩するには最高です。都市を歩いていると、ちっぽけな自分を省みることが多くて、我にかえることができる。
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