頭の中のひとりごとをコントロールし、最良の行動を導くための26の方法を読んだ感想。なんだか著者の経験があれこれ書かれていて、もう少し薄っぺらい本にしてくれればいいのにと正直なところ思ってしまった。自分の妄想とうまく付き合うための本である。頭の中から生まれる「もう一人の自分」によく悩まされている。昨日も仕事していたら、頭の中に明確な映像が流れてきて、覚醒しながら夢を見ている気持ちになって、言葉よりも映像が勝手に流れる(オーバードライブと勝手に読んでいる)していたので引き上げてきた。そいつを鎮めるための26の方法が知りたくて借りた。詳しい話はこの本を購入して読んでくれればいいが個人的に役立ちそうな26のテクを書いてみる。
1.距離を置いた自己対話
「私」と「あなた」を分けて言語化する
2.友人に助言をするように
私が私へやさしく語りかける
3.視野を広げる
偉人であれば、この困難をどう乗り越えたか?考える
4.経験を使う
過去の困難を経験によってどう乗り越えたか?を考える
5.身体的な反応を再解釈する
苦痛として現れたストレスを再解釈する。
6.経験を一般化する
今の苦痛を感じているのは私だけじゃない。
本の中に出てくる偉人も同様の困難にぶつかっている(一般化)
7.心のタイムトラベル
1ヶ月後はもっとよくなっているということをイメージ
8.視点を変える
嫌なものを小さくして色をなくす心理学的テクニックをつかう
9.思ったままに書いてみる
10.第三者の視点をとりいれる
11.信仰や迷信でもいいから信じる
12.(瞑想などの)儀式を行う
いかがだっただろうか?おそらくだがChatterに苦しんだことがある人なら、誰でも知っているようなテクニックしか書いてないだろう。これらが有用じゃないからこの本をダメだという気はないが、あこんなもんか。これならもう実践している。で終わる話だった。26に満たないのは他人に協力してもらうやり方なので省いた。本を読み日記を書いて信仰を持ってよりよく生きよう…みたいなことしか書いていない。ま、あまり過度な期待はしていなかったが「こんなもんか」って感じであった。
コメント