名探偵コナンはアニメの冒頭で「真実はいつも1つ」と言っている。
ところが「真実はたくさんある」と言う人もいるようだ。
これは一体どちらが正しいのだろうか?
結論から言ってしまえば、(たぶん)どちらも正しい。
名探偵コナンが言っている「真実」は、「客観的事実」のことだ。
殺人事件をおかした犯人が誰であるか?という、
誰から見ても言い逃れない「客観的事実」を言っている。
一方で「真実はたくさんある」という場合の真実という言葉に、
主語を補えば「人の数だけ」真実が有るということだろう。
この場合の「真実」は、「主観的事実」のことなのだ。
人の数だけ人がどう思うか、少しずつ違ってくる、という話に過ぎない。
言ってしまえば、真実の定義が違うのだ、だから矛盾しているように聞こえるのだが、
そもそも「真実」の定義が違うから、違う言い方ができてしまっているだけで矛盾しない。
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