トランプ大統領の再選でリベラルが意気消沈しているのでエコファシズムに新たな(良い意味での)兆しが見えている昨今だが、環境保護の目標達成を先進国が促した通り、発展途上国に石炭を使わせないと経済発展できなくなってしまう。全世界規模でそれを押し付けるのはファシズム(全体主義)だよねという批判の書。池田清彦の本『SDGsの嘘』にも同じようなことが書かれていた。どっちかというと先進国がエコロジーにより勝手に自滅する誰かの陰謀なのかと思っていたが、環境や経済の観点からは逆に発展途上国を発展させないための取り組みになってしまうらしい。日本はわりと石炭をクリーン活用する技術を持っている国だと思っており、それで世界に対して貢献できるのでは?と思っていた矢先に世界規模でのEV化がどういう道をたどるのか皆目検討もつかないので、環境保護と地球の未来を予想が立つまでこの手の本を読む価値があると思っている。エネルギー問題がドラスティックに解決するまで結局は低コストの化石燃料に頼り続けるしかないのではないだろうか。太陽光発電も結局は太陽の力を頼っているという意味では石油と過程は変わらなかったりするし、別にCO2が多少増えるぐらいでは問題ないとい行っている科学者もいる(武田邦彦や池田清彦)結局、この手の本を読んでも世間と老化学者のどっちが正しいのか判断できないので、環境問題となるとだいたい私は沈黙しているが、とりあえず世界が持続する方向に進めばいいな(事なかれ主義)。
読書『エコファシズム』(有馬純✕岩田温)エコロジーは先進国の放漫。

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