軒並み原子力と石炭絡みの銘柄は株価を尽く落として不人気である…日本も老朽化した石炭火力を減らして2030年にはCO2をゼロにするという取り組みをすることになっている…が、私の予想では石炭は亡くならないんじゃないかと思っている。もともと手軽に手に入る燃える石を燃料として使わない手はなく…クリーンエネルギーと特性が違いベースロードとしての電源に適していると再評価されている…ということは今の石炭原子力で下がりつける電力や石炭石油に力を入れている商社は「割安」ということになる。よってかなり買い放題な状態。原発も別に賛成ではないが国が国策でやるというならなくならない。クリーンエネルギーで競い合う世界潮流がどこまで続くかなんていうのも何かの表紙に変わる可能性もいなめないのと、石炭そのもののクリーン化も進んでいる。欧州がクリーンエネルギーに向かったのは地表深くを掘るコストが単に高くなっただけなのと、米国で石炭需要が落ち込んだのはシェール革命により生まれたパイプラインにより高コストになっただけ。ということはなんらかの環境変化が起きて石炭が見直されてくる可能性はまだまだいっぱいあると言ってもいい…もちろんすすんで石炭火力原子力に投資をしろと言いたいわけでもそうつもりもないけど、1990年代に「石油が40年で尽きる」というのが嘘だったように人間が使うエネルギーの種別や価格や需要の未来予想なんて、そうそううまくいくものではないのではないか?と思っている。
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