グロース銘柄が人気だそうですがそれらを集めると中身がどうしてもインフラだらけになると思います。もしくは内需が長期的に見込める企業でしょうか…食品メーカーとか。自分も総合商社や銀行の株を買っていますが…調べるに企業を介して投資先がエコロジーなエネルギーだったりすることが多々あります。産業別に売上の期待値があって株価が連動しているということがザックリですが肌感で分かります。コロナ収束に伴いIT系はじめハイテク株が下がり航空がぶり返すと航空機系リースを取り扱っている会社の株も同じように戻る。ほんとはちゃんと財務諸表と決算報告を並べて分析しないといけないですが。その辺は株価上昇の理由を探ればだいたい当たりがつけられますね。
…さて、話はもどって電力というインフラに絞るとバイオマス、風力、地熱…etc.その中には原子力、火力、石炭があり…それぞれ廃棄物の放射能漏れリスクや仕入れリスクがあるものの石炭や火力がそこまで悪なのか?と言われると微妙でかなり発電効率もよく環境にも配慮できているということが分かってきます。ESG銘柄って直感的に意味不明って思ったところ…やはりただのバズワードなようで、明確な基準があるわけではないようです。
ただ機関投資家は逃げ出すわ株価は下がるわ…石炭や原発に関わっている会社には、いいところがありません。日本政府も2030年までにCO2を減らすと息巻いていますが…なんつーか、ビニール袋の有料化なんかもそうですけどビールのリターナブルびんが流行りだした30年近く前にもそういう動きがあった気がしますが…まったく化石エネルギー無くなるということは無いとその業界に携わっている人は言うわけなので、環境への配慮が既定路線とはいえどこのインフラ企業も大きな会社はうまく対応されていくんだと思います。「ESG投資の欺瞞」
テスラみたいな株を掴む努力も結構ですがレガシーな底を打った蛇のように這う企業の株が見直されるのではないか?と思って出遅れている銘柄を探していて…その1つの候補がj-power/原電開発です。電力卸業をやっていて東南アジアなどにも発電設備を討っておりもとは国策企業で、全体的に非の打ち所がないのですが石炭火力原子力のイメージが株価を下げています。今後、クリーンエネルギーな方向に努力をすることが求められるにせよ、まったくそれらを扱っていないわけではない(特に水力)。ある情報によれば半分はクリーンエネルギーとか。深く調べていきますが、この企業は世界情勢の変化にうまく対応していく力があるんじゃないかと思います…ただ株価の底がどこかまだ見えにくい状況です。1500を切って買いやすくはなってきました。
あとこれは何の根拠もありませんが…私の読みでは最終的に石炭は残るのではないかと思っています…現在は石油発電の3倍、天然ガス発電の6倍のCO2を排出して地球温暖化を招いていて!グレタさんはじめ石炭燃焼を敵視されていますが…埋蔵量が豊富で価格が安定している資源を早々捨て去ることが世界潮流だとしてもだ…どこかで技術変革によってそれを変えられる可能性があるのでは?クリーンエネルギーの方が安くて安定すれば石炭は無価値になるけど、石炭も燃やした後のCO2がうまく回収ができれば‥使える子のはず。まあ、可能性は低いですがなくはないということで。地球温暖化もCO2のせいなのか分かっていないこともあり…結局どうなるのかわかりません。海面が上がることを見越した建設の需要が伸びると踏んでコンクリート会社の株を買うなんてことも過去にあった気がしますので…そのへんにゆるく投資をするのも手かも…。
ちなみに日本取引所も東証停止の事故が起きてから株価が下がり続けていましたがさすがに悪材料がなくなったのか?昨日は上がっていましたね(長期投資には安全運転でおいしい銘柄だと思います)
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