映画|「フォールアウト1-6」の感想。Valut-Techの陰謀論とカルト集団の話になり、おもしろくなってきた。

徒然草2.0

ネタバレあり。

ルーシー、マキシマス、クーパーの3人の主人公が交錯していく。なぜ3人が博士の首を追っているのか、いまだによく分かっていない。魔女?炎の女?モルディバーという女のところへ持っていくと何になる?

ルーシーは父を探し、マキシマスはBOSのナイトを装うも行動を共にする。途中で立ち寄ったのは、Vault-Tech社が管理するVault4。マキシマスはfiend(人食い)に負わされた肩の傷を治療してもらい、住人たちの献身ぶりに感謝する。しかし彼らは地上出身(言い方は悪いが)奇形種ばかり。監督官はまるで妖怪一つ目小僧、鼻が額についているおじさんもいて闇が深い。

一方、最終戦争前のクーパー(戦後200年を生きたグール)は、カーボイの俳優業を辞めて田舎で牧場を営もうと妻バーブに打ち明ける。しかし妻は「Vaultに移住して生き延びることこそが最善」と信じている。そんな中、昔の友人から「Vault-Techは危険だ、関わるな」と忠告を受け、さらに「真実を知りたければ集会に来い」と教会へ誘われる。

Vault4の集会に参加したルーシー、そこがモルディバーを教祖とする悪魔崇拝カルト集団だと知る。Vault-Tech社の裏側には、このカルト教団との不気味なつながりがあった。監督官に「決して行くな」と言われていた12層へ足を踏み入れると、そこには人体実験という言葉では生ぬるい、もはや「人間足り得ぬ存在」としか言いようのない生体の数々が眠っていた。

今までバラバラだったピースが、一気に1点に集約されていく。……シーズン6にしてやっとだ。バトルアクションなんてどうでもいいので、もっと早くこの陰謀論とヒューマンドラマに収束してほしかった。2度の挫折を経て、ようやく「面白い」と思えるようになってきた。

徒然草2.0
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