高いものには理由があり、安いものにも理由がある…東証一部に上場しているREITの情報を適当に眺めていて気づいたことを書いていきたいと思います。
都市部のマンションや日本人の生活に必要な物件に投資をしていけば、少子高齢化&人口減少や経済ゼロ成長でも影響を吸収してくれる…少なくとも現金で持っているよりかは幾分マシだと思っているこの頃です。
海外だと為替の影響も鑑みると国内REITよりも若干パフォーマンスが良いのですが、日本の土地の方が日本の経済と密接に関わっているという点では国内REITの方が”分かりやすい”のといい意味で”愛着”が生まれるという意味では、海外リートよりも日本リートの方が、今のところはいいものだ…と思っています。
…なので、もう少し日本のREITが米国の用に歴史と幅が出てくることを期待しているところです。
「米国のほうが日本のREITよりもバリエーションが豊富であるから分散投資に適当」みたいなことを言われることが多いですが…日本の場合も土地資産のジャンル的にはアメリカに及ばないもののオフィス、住宅、物流センター、福祉施設、ホテルなどと色々なものが分かれており、日本列島はそれなりに大きくて長いので関西と関東に分けて投資をしておけば天災へのリスクヘッジにはなるでしょう。
…さらに都市名で言えば福岡、大阪・神戸、名古屋、東京周辺、仙台、札幌とか規模がある地方都市へ分散させておけばよい。
日本国経済そのものの転覆リスクは世界株式インデックスでリスクヘッジをすればいいので、そこまで海外REITは重要資産ではありません。強いていえば日本よりも幅があるのと日本の投資資産に飽きてきた時に調べる程度でいいのでは?世界経済の勉強にはなりますね。ただ、そこまで今は手広くできないので老後の楽しみにでも…。投資効率面においても日本人なら日本の株で勝負したほうが無難だと思われます。
しかし、何度もいいますが投資において数値的なパフォーマンスだけを見るのは無味乾燥で面白みに掛けます。
ETFは合理的で好きですがREIT指数系のETFも利用はしてはいるもののホテル系やオフィス系のREITを自分の意思で外したり分散したりするのが困難なので、やはり個別に買うのが適当だと思っています。利益の積み立てが非課税で出来るというメリットだけを上手く享受できればいいのですが現在のETFではそこまで柔軟ではないのが不満です。もっと自由にカスタマイズできたらいいのに!と思うのですが、そしたら投資信託の利便性はなく「自分で個別に買えばいい!」という話になるので、結局のところそんな一部のマニア?向けにカスタマイズ投資信託なんて産まれないんだろうな。残念だ。。
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