「平成脳なのかしらねぇ」と思った話から、ブログの今後の話まで
最近Instagramで、AIが“若い頃の芸能人と今の姿”を並べて比較する動画がやたら表示される。
「101回目のプロポーズ」とか「東京ラブストーリー」とか「北の国から」とか…世代じゃないのに、なぜか見入ってしまう。不思議と懐かしい気持ちになるのだから、自分は平成脳なのかもしれない。
東京ラブストーリーなんて、ドラマの有名な場面しか見たことないのに、甘酸っぱいイメージだけは残っている。ところが調べてみると、漫画のほうはだいぶ胸糞らしい。しかも視点が女子側で、リカに子どもがいる設定とか、ドラマにはなかったよな…? 一歩間違えればスクールデイズみたいな展開だ。なんか昔の漫画を気軽に読める、安価なサービスでもあればいいのにと思う。
さて、ここからは余談(という名の本題)なのだが。
私は長く「ごみぶろぐ」を、自分専用の“言語辞典・思考記録”のように運用していた。記事同士をハイパーリンクでつなげて、自分の頭脳の一部になるようなブログを作りたかった。ただ、あまり順調に進まなかった。SEO的にも意味がないし、ページ数を増やしてもアクセスが伸びるわけでもない。読者目線のコンテンツではなかったし、そもそも今やコンテンツの主戦場はショート動画だ。ブログは残るけれど、以前ほど大衆向けではないし、AI時代の今、コンテンツづくり自体が根本から変わっている。
とはいえ私は時代に逆らうように、古い人間のまま(笑)、複数のドメインを使ってブログをカテゴリ別に分けることにした。ブログをメインにするつもりはなくとも、サブ媒体としては生かしたい。
最近は「政治ジャンル」がSEO的に熱いらしい。著名人が政治的発言をするのも“注目を集めるから”という理由が大きいと聞く。私も政治に言及したい瞬間はあるが、どこか冷めていてすぐやる気がなくなる。熱く語ることもあるけれど、根底では政治というテーマ自体に虚無感を抱いてしまう。だから、政治の話をするとしても、この雑記ブログ(今読んでいるここ)くらいがちょうどいい。
そんな経緯もあり、ブログを以下の3本立てに整理した。
■ ①雑記ブログ(このブログ)
気ままに書く場所。好きに語る場所。ジャンルに縛られない自由区域。自分の思考や生活を淡々と投げ込む、息抜き的ブログ。
■ ②知識ブログ
検索流入を前提にした“客観性のあるコンテンツ”用。主観よりも情報整理を重視して、読む人の役に立つものにする。自分の知識の倉庫としても使えるし、AdSense単価の検証的な意味もある。
■ ③金融ブログ
お金や資産形成に特化したブログ。
サラリーマンが投資や節約で自由を得るためのノウハウ・軌跡を書く予定。これは読者の顔が明確に見えていて、マーケも意識している“真面目なブログ”。将来的にはFP、書籍、ショート動画などへ広げることも視野に入れている。
金融ブログでは、ネガティブ要素は極力除き、“読者が役に立つ・共感できる内容”を基本とした。多分、このブログを読んでいる人が金融ブログを見ると、けっこう違う印象を受けると思う。
ただし、今はそうなだけで、疲れてきたらまた文体を変えるかもしれないし、結局似たようなブログになる気もしている。
そんなこんなで、私は今日も平成脳らしく昔のドラマ動画に反応したり、ブログのカテゴリー分けに悩んだりしている。でもまあ、このゆるい感じのまま、自分のペースで発信を続けていこうと思う。

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