毎日新聞によると、政府が危機に応じてサツマイモを転作できるような法律を作っているそうです。実用性のある法律であるかはさておき、食べ物が当たり前にある時代は終わろうとしているのかもしれません。
個人でも備蓄を進めておく必要があるのかもしれません。
そうなると、一体何を備蓄すればいいのでしょうか?素人ながらに考えてみました。長期的な不足に備えて仮に1ヶ月ぐらいの備蓄を蓄えても、何にもならない気がしますがやらないよりはやったほうがましです。いずれにしても、それなりの量を蓄えておく必要があるきはします。目安としては1kgあれば有事が長期化しても精神的にも余裕がもてる気がします。とはいえ突き詰めていくとどこかで妥協しないといけない気はしています。準備はしたけど無駄になるのも嫌なので、有事の際の必要性や平時の時の精神衛生と経済合理性を踏まえた上で、最適解を出さないといけません。
例えば、25年の長期保存が可能なセイフードのサバイバルフードを1年分の食事を確保するといくらかかるでしょうか?現在(2023年12月)の価格で60食分が¥ 44,928です。60食あれば20日は3食べられる計算になりますね。1年365日を20(食)で割ると…18.25です。1食あたり748.8円です。だから、1年すべての食事をサバイバルフードでまかなうと819,936円ということで約82万円です(笑)払えなくもないけど、ちょっとありえないくらい割高です。しかも毎日シチューやクラッカーを食べないといけません。とても現実的ではないし家の中がサバイバルフードの缶詰だらけになりそうです。ただ有事のときも平時のときも、それなりの値段で転売はできそうなので、お金代わりにはいい物品かもしれないと個人的には思っています。
…ただし、すべての品を備蓄しなくとも持っている人と交換できればいいので品物のカテゴリーの多様性はそこまで考慮しなくて良い気がします。必需品であれば食べ物でなくてもいいのかもしれません。そう考えてみますと妥当な品物は一体何になるでしょうか?ただまあここでは食べ物縛りでベストなものを考えてみましょう。極度な飢えを心配するとすれば…
たとえば、砂糖はいいかもしれません。
砂糖は戦時中にいち早く配給制になったといいます。砂糖があれば糖分なだけにとうぶん生きながられることもできます。
砂糖がいいところは賞味期限がないことであり、適切な保存をしておけばいくらでも保存ができることではないでしょうか。10年や20年では劣化しないそうです。糖分の代替品は、穀物や果物からいくらでも作り出せそうな気はしますが、精錬された上白糖は何かと重宝され、量り売りも楽。少量を少しずつ配るのもしやすいと思います。
さすがに水と砂糖だけで生活したら人は長生きできないと思いますが…お菓子やパンをつくるにしても生活必需品。カロリーが必要な世の中になれば人工甘味料に代替されることもないでしょう。未だに砂糖がなくなる世の中は考えられません。
非常用として角砂糖を所持しているひともいるかもしれませんね。乾パンの中に角砂糖がはいっている商品もあるそうです。
なお個人的に黒砂糖が好きなのですが、黒砂糖は砂糖(ショ糖)でないものが14%ほど含むため消費期限があります。残念ながら黒砂糖は備蓄には適さないようです。
上白糖か角砂糖を自宅の倉庫に山積みにしておけば物々交換をするにしても役立ちそうです。
最悪、古くなって処分したいと思ったら、お菓子にしてしまってもコーヒーに混ぜて飲んでもいいですし、果物と漬けてシロップなどにしてしまえばまったく無駄になることもありません。
歯にはあまりよくなさそうですが、そのままガリガリ食べるというのもありでしょう。
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