孔子いわく、「3人いれば、悪い手本と良い手本が見つかる」ので、自分を省みて改めることができる。
…いやいや、いくらなんでもこれは良いお手本を見極めるにはちょっとサンプルが少なすぎではありませんか?
100人いたら1人くらは優れているひとがいるから、それを見習うとかならばわかるのですが、、3人でそれやっちゃうんだ…(汗)
ただ、3人組の世界で、客観的な立場にたって、事の良し悪しを見極めることができると言い切れるのは達観している気もする。
・・・とりあえず3人組で最低にならなきゃいいでしょ。
という意味では、狭い人間関係の世界での処世としては、及第点なのかもしれない。
より広い世界を舞台にすると心もとない判断だけど、出過ぎた真似をしないで生き延びるを是とするなら、正しいわけだ。
他山の石や反面教師と似た言葉であるが、これらの故事成語と違って「3」という数字を具体的に出しているのが肝で、2人だと客観性を失うし、4人だと例としては多すぎる。最小単位はやはり「3」が適当な数字だったんだと思う。
3人いれば、良い悪いが決まってしまう、ってふつう言い切れないよ。
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