「グロスは?」
ふいに目上の人とかお客さんなどに聞かれると困る難しい言葉です。
で「ぜんぶでいくら?」と聞かれれば回答が可能なのに、グロスという言葉の性格な意味が答えられないというやつ。
ちなみに、グロスの対義語はネット。
結論から性格な意味を言っておくと、グロスはマージン(手数料)を含んだ金額である総量に対して、ネットはマージンを抜いた純粋な量のこと。
立場によって違うgrossとnet
相手(お客)の立場に立てば基本的にグロスだが、手元に入るものとしては自分視点であるネットが重要なことが多い気がする。
納期にしても全体をざっくりしりたいわけでグロスを知りたい(ネットについては知らん-立場によって異なる)。グロス=総量。ネット=総量ー手数料。として頭に入れておきたいと思った。英語で書かれた決算書を読んでいて、ふと「なんだかな?」と思ったので調べてみた。
決算書に出てくるnetとgross
・net sales = 純利益(≒純営業利益)…なお、Cost of Sales = 売上原価
・gross margin = 売上総利益
・net income = 純利益
…そもそも、ふつうに日本語として、netやgrossが使われるのは会計書類にかかれて使われているところから、インターネットの広告業界などでは普通に使われるようになったのだ、と思っています。
言葉とはそういうもの、ですかね?
むかし、グロスという言葉が分からず恥をかきましたが、それは社会人だから知っていないといけないよねーは、ちょっと辛いところがある。
国内総生産(GDP)のGはgrossのこと
GDPとかGNIとかGNPとか色々あります。
国民が全員で生産したものの価値で国の経済規模を計測する言葉。
国内総生産(GDP)は、gross Domestic Productのこと。
グロスって聞き慣れないなと思ったけれど、ふつーに使われていました。
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