家を探しています。私の理想のおウチはどこにある?
多少は古くてもいいから駅チカで便利で安い家(マンション)が欲しいです。とか思っていたけど、そんな都合のいいマンションはないみたいです。
…ということでマンションについて勉強した知識を忘れないうちにメモっておきます。
古いマンションは50%の確率で水漏れが起こっている。
ところで突然ですが、古いマンションは築30年以上のマンションで2割以上、築40年のマンションで4割以上は水漏れが発生しているそうです。築50年だと50%だそうです。アバウトに言い表せば、築年数以上の確率で漏水が起こっているって感じでしょうか。
漏水、多くね?そんなに水って、お漏らししていいものなんですっけ?
自分の部屋(専有部分)でそれが起こったら、下の階の人に生活排水をお漏らしして大変なことになります。
配管の老朽化による漏水は火災保険などで賄うことはできないので、実費で百万以上を捻出しなければならないこともあるそうです。厳密にはこういうことみたいです→「011-マンション構造と管理を覚える(配管構造)」裁判やっているんですね。
築造が2000年以降のマンションだと架橋ポリエチレン管というのに切り替わっていて、金属製の配管にみられる劣化はないと言われているそうです。
それでも2000年代のマンションが30年、40年の経過をしないとなんとも言えない気はしますが。。。
古いマンションに住む人はいつ爆発するか分からない時限爆弾を抱えているに等しいです。
…まあ、そういうリスクを知った上で、家を見積もって住むならありかもしれません。個人的な意見ですが。
自分の身近でも古いマンションの漏水は数々の例を見たり聞いてきたので、できることならそのようなことが起こらない家に住むべきですね。
床の上に配管があるか床の下に配管があるか?
最近のマンションは自分の部屋の床の上に配管がある「床スラブ上配管」だそうですが、古いマンションだと床スラブ下配管だそうです。
昔は床スラブ下配管だと上のフロアの人の専有部分とされて損害賠償を支払わないといけないことがあったそうです。
また、床スラブ下配管だと下の人にもろ影響するので、気軽に床のリフォームなどができないそうです。
マンションにとって古いって何もいいことがないですね。
マンションを買う時に売主に必ず確認したほうがいいみたいなので、私も「給水管と排水管の材質は架橋ポリエチレン管で床スラブ上配管か?」と分かったような分かってないものについて聞きました。
どうも私はハードウェアとして存在するものは目で見ないと「完全に分かった」って言えないので、古いマンションと新しいマンションの床下にある配管をほじくり返してみたいです。
ほじくり返すのが無理なら、どこかそういう現場があったら見てみたいので、そういう機会があったら誰か私に見せてください。
※ちなみに漏水が起こるのは95%が給湯管で、お湯を通すと銅が劣化して穴が空くそうです。
新耐震基準と旧耐震基準の比較…旧耐震基準でも運が悪けりゃ死ぬ程度?
日本人なら誰もが気にするのが耐震基準だと思います。私も気になります。
古いマンションでも1981年の耐震基準を満たしていればいいかとおもっていたけど、古いマンションには漏水のリスクがあるんですね。そっちのほうが現実味がありますが、新耐震基準のマンションではないと長く住めないとのことで住宅ローンの審査が通りにくいそうです。
でも、耐震基準を満たしていなくても、震度六強で大破するマンションは約2.5%であり新耐震基準のマンションで大破するのは約0.5%らしいです。このデータをもとにして旧耐震基準よりも新耐震基準のマンションは5倍も壊れにくい。とセンセーショナルに表現できるかもしれませんが、旧耐震基準でも2%ほどしか大破(使用不能)にならないそうです。
東日本大震災でも大破したマンションは0でした。だから、古いマンションでも地震ではほぼ壊れないと思っていいでしょう。
逆に新耐震基準でも0.5%は大破するので、新耐震基準の新しいマンションでも地震で住めなくなる可能性はあると言えるのではないでしょうか。
まとめ
・2000年より前の古いマンションは、漏水で自分の部屋が水浸しになるor隣人の部屋を水浸しにするリスクがあることを知っておくこと。
・旧耐震基準のマンションだからといってそう簡単に倒壊しない。
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