漫画に出てくる”新選組”のイメージは以下の小説にて作られたという。
それまでは新選組そのものが、逆賊とされ大衆に見向きもされなかった。
1.『新選組始末記』子母澤寛(しもざわかん)(1928年)
2.『新選組血風録』司馬遼太郎 (1964年)
3.『燃えよ剣』司馬遼太郎 (1964年)
新選組血風録は短編集として、燃えよ剣は週刊文春の連載小説で、同じ時期に書かれたもの。また司馬遼太郎が20ぐらいの時に新選組始末記を読んで、これを超える小説は書けないと思い子母澤寛へ教えを請いに行ったそうだ。1963年に『新選組始末記』の映画放映。司馬遼太郎の作品によって新選組そのものの人気が決定づけられたという。ちなみに司馬遼太郎は坂本龍馬のイメージも作り上げたが1962年から1966年に産経新聞で連載されたらしい。これもほぼ同時期なんだな。そして、わりと最近(?)なんだな。
【参考】
子母澤寛 -wikipedia
新選組始末記 - Wikipedia
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