人気な本ということでパラリとめくってみたが、
自分の感性が鈍いのか、わりと当たり前のことが書いているだけ。
だからこそ、重要ではあるのだけど…
起業(事業創造)をするにあたって、大切なのは2つだけだと思う。
商品やサービスにニーズがあるか?と、マーケットがあるか?
どちらも同じ意味に捉えられるが微妙に違う。
そのへんを明らかにしてくれた気がする。
いくらニーズがあっても適切な機会に顧客へ届けられなければ、購入をするに至らない。すなわちPMF(プロダクト・マーケット・フィット)が引き起こされない。
たまにニーズがあるからといって商売をはじめるけど、まったく市場がないことを無視する人がいる。だから、PMFを引き起こす商売をするにあたって、間違いない方法が、すでに売買している人達がいるところへ行くこと…すなわちマーケットがあるか?は重要なファクターだと思う。
分かりやすくぶっ飛んだ例え話をすると、金星に宿泊施設がないからといって、金星にホテルを作っても売れない。金星に行く手段もないし。というか、人類はまだ金星に行っていない。
金星から宇宙人(知的生命体)が地球にやってきていると言う人がたまにいるが、私はいまのところ会った自覚が足りていない(?)ちなみに細木数子の六星占術によれば私は金星人プラス。金星となんか関係あるのか?(金星から魂が来たのかも?知らんけど)それはさておき、
金星に行ける宇宙旅行を提案できるなら、いくら高価でも買う人がいる。
金星に限らず、宇宙旅行にはニーズがありそうだ。
今回の事例「金星にホテルを建てようプロジェクト」は技術が追いついていないので実現できない机上の空論に過ぎませんが、そのような理由によってそもそも原因としてマーケットがないのです。
いくら先行者になろうとしても、時代を先取りし過ぎて商売をしても、上手くいきません。
…そのへんの感性に自信がない人で、今何をすべきか網羅的かつ的確な手順書を作り出す自信がない人には役立つことが書かれていたかもしれない。
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