戯言。レンタルサーバの価格が倍増する意味が分からないんだよな(ぼやき)

徒然草2.0

いや、正確に言えば価格が倍増する意味は分かるのですが…無駄なリソース性能が向上するので融通が効かない。桜のVPSサーバにせよAWSのEC2にせよ自分が欲しいサーバインスタンスがないと言いますか。。。

(…結論から言えば、検証用途のDBサーバは自宅。それ以外はクラウド環境へ…と使い分けるのがいいのではないか?と考えています)

例えば、MySQLをいれるDBサーバを借りるにあたり差し当たって必要なのは(システム要件によって違うとはいえ)メモリ容量で、その次がハードディスク容量ではないでしょうか。DBサーバに対してクエリを飛ばして集計結果を飛ばすだけなら、回線が太くなる必要はないのですが…無駄に回線が太くなる。EC2なら、ネットワーク帯域幅やEBS帯域幅が変わります。T系のインスタンスファミリーだとCPUコア数とメモリ容量が純粋に倍増するだけだけどコスト2倍で解せません。メモリを倍増させてもランニングコストは2倍にならない気がするのですが。自鯖ならマザーボードのメモリスロット数とかの問題を気にしなければ、DRAMを秋葉で買ってくれば良いだけだ。つまるところレンタルをするとサーバインスタンスが高くなるほど業者へ支払う利益が増大する、これはすなわちコンシューマとしての立場からしたら無駄なコストも増大するということ。私はちょっとメモリ増やしたいだけなんだけどなんで支払いが2倍になるの?素朴な疑問ですよね。業界の慣例というかハードウェアならびにソフトウェアの特性上は諦めるしかないところなのかもしれないけど…根っこのところで解せません。

低コストなVPSサーバを借りる場合は、電気代だけを見ると圧倒的にレンタルサーバのコストが下がるのに、CPUとメモリ容量を増やしたところで電気代が2倍にはなりません。マシンパワーをフルに使えば其れぐらいの消費電力にもしかしてなるかもしれませんが、自分が必要なのはブースト(一時的な計算能力)なので…そうなるとAWS Lambdaみたいなブーストが得意な仕組みを使うべきなのかな?と思うわけですが、RDBの処理能力をLambdaのようなプロセスで一時的に増やすなんてことはふつうしない(というかできない)と思います(詳しく知りません)。ちょっと調べてみましたが…集計クエリを実行する前に使用するリソースが事前に計測できるわけがないので、ブースト?バースト?するような仕組みはない。気がします。

…で、結論を言えば32GBくらいのメモリのDBサーバが欲しいとおもったら自宅にぽんとタワー型サーバを設置するのはありなのではないか。

アクセス数が細いWebサイトとVPN接続させれば低コストかつわりと性能がいいWebアプリケーション運用が可能ではないか。

というわけでサーバ内製のメリットとして最適化されたWebアプリケーション環境を構築できる…と言ってもいいではないか。

あえてこれのデメリットをあげるとすると、、、

・自宅にでっかいサーバを置きたくない(電磁波や騒音や熱がきになる)。
・自宅の場合はサーバの電気代が経費にならない(オフィスだったらいいのだが)
・火事などの心配がある。
・トラブルシューティングがしにくい(ルータやVPNなどのメンテにかかる時間がもったいない)
・拡張性に乏しい(メモリを2倍にしようと思ってもAWS環境ほどの柔軟性がない)
・VPNはインターネットを介するために不安定になりがち。

…よく考えると安い旨い以外のメリットを上回ってデメリットが多い(汗)

という意味では、あくまで検証用途にしか使えない、気がする。

徒然草2.0
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