Webサービスの正否はほとんどSEOによって決まると言っても過言ではない。どんなに優れた性能やユーザ体験が得られるサイトでも、どんなに優れた商品やサービスを提供しているサイトでも、人がアクセスしてきてなんぼです。人が見ていないサイトというだけで優れたWebサイトは世に出ていないのと同じことです。
※すばらしいユーザ体験ができる=優良な情報を得られること、これがすなわち「広義のSEOだろ?」と言われれば切り返す言葉もないが…昨今のSEOでは何が大事なのか?を問うてみると、そのSEO辺りの情報を発信している人のブログなんかを見ても、そんなに10年前と変わっていない気がする。
※あえてSEOの要点を3つ挙げるとすると以下の通りになるのではないか。あくまでSEO業者として何に注力を入れ込むべきか?という手法や技術的な観点で書いています。(逆に言えば、個人が極めてホワイトなSEOをやる場合の要点ではありません)
ユーザ体験&情報の質≒コンテンツ力
そのWebサイトが情報収集する人の役に立つWebサイトでなければならない。人がアクセスして目的の通りの情報を得られるように情報が加工されてある=コンテンツが優れていないといけない。まあ、言ってしまえば当たり前な話である。UIと内容は通常分けるべきかもしれないが、あえて分ける必要もないかな?ということで一緒くたにまとめてあります。
ドメインパワー&サブディレ
Webサイトのドメインに力(ドメインパワー)があるか?また、力があるドメインの配下のWebペーじで被リンクされているか?未だにこの辺の事情で評価は高くなるらしい。ある意味で裏技のような気がする。個人が気軽にできる取り組みではない。ただドメインパワーのあるドメインをWebサイトに利用するくらいであればコストを要してもいいのではないだろうか。何年(何十年?)かけててもいいなら、ゼロから育てるという気が長い方法もあるが、個人的な経験からはまったくおすすめしない。
記事数&記事文字数&更新頻度
いくらなんでもまとめすぎだが、結局は情報の質を高めるためには…供給量を増大する=記事数。ページ単位あたりの情報そのものを増やす(目安として5000文字以上)=記事文字数。常に新鮮な情報を供給する=更新頻度。この3つを意識すること。
このブログだけでも明らかに文字数が多い記事がアクセスされやすくなっている傾向がある。必ずしも記事文字数が多ければ良いわけではないという人もいるけれど、文字数は多ければ大いに越したことがない。
まとめ
というわけで現時点までにSEOについて調べていて思ったことの雑感です。
結局のところ色々なWebサービスをリリースしたい!であわよくばそこから収益を上げたい!とか思うわけですけど、どうやってアクセス数を増やすのか?という課題が9割を占めている。
つまり、はじめに「SEOとはなんなのか?」もっと俯瞰して言えば「Webマーケティングとはなにか?」あたりから攻めないといけないのだ。結局、わたしが向き合うべきはWebサービス企画なんじゃない!SEOなのではないか!とふと気づいて、こんな記事を書いていたりします。
SEO関連の記事を読むと人によってばらつきはあるけれど、2000文字とか5000文字とか、そのあたりの文字数がページに必要みたいですね。この記事だけでも1500文字ぐらいなんで、結構多いですよね。そんなに必要なのか。ちょっと意識してみようかなと思った次第。というわけで、今年はSEOも意識した広義のWebマーケティングを気にしてみようかなと思った次第です。
余談:このWebサイトの課題
で、忘れていた。
このWebサイトのSEO的な観点からの課題があるとAdsenseのサイトを見ていて気づいたのでまとめておきます。
(1)コンテンツの内容が薄い
これを言われてしまうと…「がんばります」としか言いようがありませんね。
(2)ページあたりの記事数が少ない
2,3000を目標に記事を書く必要がありますが、あくまで目安であると思います。ここにこだわりすぎてユーザが興味のない記事を量産しても成果はでないので(経験済)
(3)ハイエンドモバイルからの流入が少ない
わたしと私の知り合い(読者)がスマホから読んでいないからかもしれませんが、スマホからの閲覧が3割で、デスクトップからの閲覧が7割です。
たしかにこのWebサイトはWordPressテーマのCocoonを使用しているが、特にモバイルではメニューが表示されず情報アクセスがしにくいです。
これは仮説ですが…そういったところがGoogleに評価されないポイントの1つかもしれない=もっとも早急に課題として解決しないといけないところなのではないか?と考えております。
というわけで、Webサイトを構築する時に、スマホ向けに最適化されているか?=モバイルファーストであるか否かは、非常に重要なポイントなのではないかと思います。私もPCで見ている時はそこそこのWebサイトでいいと思っていますが、スマホで読んでいる時に「一体このWebサイトはどうアクセスしていいのか?」分からない時点でWebサイトを閉じて次のサイトへ行きますね。モバイルでの見え方の最適化は非常に大切だと思う次第です。
以上。
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