何を初めるかよりも何処で終わりにするのか?が重要だと最近よく思います。
愚直に努力をすればスキルは向上しますから、スキル向上が目的化しているならそれも悪くありません。例えば、武道/スポーツとかプログラミングとか勉強/生涯学習とかは延々と続けていればいい。
しかし、逆に成果を出さないといけないビジネスは目的がスキルアップではありません。初めるのも継続するのもエネルギーがいりますが「終わらせる」にしてもエネルギーが必要です。
出口が決まっていないと走れないという理由もある。
大体の場合は、どう終わらせるか?を決めてからスタートしたほうがいいのではないか、と思う。初めたはいいが、有耶無耶になるというのは、よくある話。
だったら「毎月測定するKPIが3ヶ月超えなかったらプロジェクトを閉じる」とか別の戦略を採るとか見直すことだけ決めておくとか、そういう計画に沿って動いたほうがいい。
社会起業家フォーラム的なものに登録していると、エンジニアとして力をかしてくれませんか?無償で…と言われることがある。最悪、無償でもいいですが、その実験プロジェクトを撤退するかGOするかのジャッジメントを何にするか?加えて最終的にどうするのか?成功するか失敗するかに関わらず‥決めておくべきです。
基本的には失敗する確率のほうが数十倍は高いでしょうから、後始末の方法はぜひはっきりさせておくべきだと思います。
アントニオ猪木「(出る前から?)やる前から負けること考えるバカいるかよ!」なのかもしれませんが、であればこそルールを決めておくべきです。チーム全体でしっかり予め終了宣言をする条件を共有して、なあなあにならないものにたいものです。
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