戯言。ナワリヌイ。

ウクライナ軍がドネツク州のアウディーイウカから撤退した。

名前も知らない街だけど昨年からウクライナ軍が死守してきたのに。

両軍ともに激しい消耗戦をしているようだが…ウクライナ軍の方が劣勢ということなのだろう。

そんなことにはまったく深く触れず、はやく平和になるといいとか言う日本のラジオ。

ガザで一般人がイスラエル軍に攻撃されて亡くなった写真が流れてくるXのタイムライン。

ドローンから落ちて破裂した榴弾で兵士が倒れ煙を上げるBMP。

なんともチープで非リアルな感じで戦争が進む。

眼の前の人は感じているはずなのに…私自身が痛みを感じていない。

だれも日本人は周りでは誰も戦争の話をしない。

ロシアのナワリヌイという政治活動家が獄中死した。

ナワリヌイの評価はあまり良ろしくないようだが、それはともかく政治活動家の言葉は心に響く。

（本当はエドマンド・バークという人の言葉であるらしいが）

自分が殺されたら、ロシアの人々にどんなメーセージを残したいか問われて、ナワリヌイ氏は「諦めるな」と答える。そして言う。悪が勝つのは、ひとえに善人が何もしないから。

その国家の権力のアンチが早死する国としない国とどっちがいいですか。

末端の国民にとってはどっちでもいいけど、巻き込まれて死ぬのを回避できそうなほうがいいか。

でも善人が何もしなければ悪が勝つんですよね。

逃げてばかりではダメで人には私荷解きというものがあるらしい。