聞き慣れない言葉が2,3あると脳みその回路がショートします。新しいことを学ぶには、まず聞き慣れない言葉がない状態にしないといけない。
…ということで、IT系の用語なら分からないのもググればどうにか「ああ、あれね」と埋め合わせができるけど、言葉とは言葉と言葉の関連で理解するものなので、関連語も合わせて覚えないと結局は使えないよね。例えば簿記の勉強をしていて資産という言葉をはじめて聞いて意味をしらべたところで、簿記の五大要素や財務諸表や勘定科目との関係が頭にできていないと、まず会計に関しては太刀打ちができない。初見でも「なんとなく相手の言う事を理解する力が必要」っていうけど限度がある。前置きはこのくらいにして製造業に関する本を読んで分からなかった言葉をまとめてみる。
コンベアってなんだべあ。
むかし読んだ英単語を覚える本に「クマだべあ」と言っている人がいて、どのへんがギャグなんだろう?と考えながら唱えていたら頭に刷り込まれてしまったようで、たまたま思い浮かんだ。
はじめから本を読んでいてコンベアって単語がでてきてよくわからない。ベルトコンベアーのこと?ならわかるがそれのことなんだろうか。確証がない。
コンバインとかコンボイとかなんかそういう乗り物あるよね。
たぶんフォークリフトとかと並んだ何かなんだろうなということは文脈から察するにそういう乗り物か機械なんだろうけど、イメージが頭にわいてこない。
モノを一定方向へ運ぶ機械だそうで。ベルトコンベアーはつまりはベルト式のコンベアということになる。ベルト以外のものもあるんだろうか?パッと想像できるものと言えばロール状の上をモノが流れていくものかな。あとはベルトじゃないけど回転寿司にあるものもコンベアの一種になるのかな。
ベルト式のコンベア。ベルトコンベアー
ベルト状のものを両端のロールに張って、その上にモノを乗せて運ぶタイプで、複数のコンベアを連結することで長距離の運搬に適している。
チェーン式のコンベア。チェーンコンベアー?
チェーンの上にモノを乗せて運ぶタイプのコンベア。一般人が理解しやすいイメージとしては、エスカレーターや歩く歩道にあるものに近い。考えてみると、エスカレータも金属が数珠つなぎにはなっているわけではないが、同じ形のステップ型の金属が連なっているような構造になっているね。
ベルト式が苦手とする温度が高いものや重量があるものなどは、チェーン式のコンベアが使用されるらしい。また、カーブがある場合もベルト式よりもチェーン式の方が適切らしい。
チェーンコンベアって言葉をあまり使わない気がするけど、製造業ではかなり多い部類のコンベアであるらしい。
参考)チェーンコンベアとは?
スクリュー式のコンベア。スクリューコンベア・ねじ式コンベア
コンクリートミキサーの中に入っているやつ。
ネジのようなカタチの螺旋状のブツ(スクリュー)を回して液体(流動体)や半流動体のモノを運ぶためのコンベア。
ネジ式の運搬具を見た瞬間にスクリュー式コンベアという言葉が浮かぶか?と言われると浮かばないね。
パレット
荷物をのせるためのプラスチック製のすのこのようなもの。木製のパレットもは木製パレットという。プラスチック製のものはプラスチックパレットという。他にも金属製のパレットがある。
絵の具を乗せる板もパレットと呼ぶと思いますが、貨物を置いておく面をそのように表現するため、同義語でまちがいないのでしょう。
「パレットをコンベアで運ぶ」というように使うのでしょうね。
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