何度ももののけ姫を見ていると、タタラバにすごい気になるモブキャラのおじさんがいます。
アシタカの左に座っているおじさん。名前はなく「牛飼い頭」と言うみたいですが、もののけ姫の中で非常に重要なキャラのひとりだと思います。強いんだか弱いんだかわからないゴンザと、烏帽子をそそのかしてシシ神のクビを手に入れようとしたジコ坊とか、嫁の尻に敷かれた牛飼いの甲六とか、アシタカを除いた男性陣の中で冴えないのが多い中(苦笑)、地味かっこいい(?)人だと言えそうです。…このように気になっている人がいる↓よく見ていると気になるんです。。。
「「もののけ姫」で – アシタカのことを旦那と言い、「旦那、気を悪くしね… – Yahoo!知恵袋」
「もののけ姫」でアシタカのことを旦那と言い、 「旦那、気を悪くしねえでくだせえ。大体エボシさまが甘やかしすぎるんで」 「旦那、ここは通れねえ。許しがなければ門は開けられねえんだ」 「旦那、生きとったんですか」 などのセリフを言った人の名前は何ですか。
「旦那、気を悪くしねえでくだせえ。大体エボシさまが甘やかしすぎるんで」と言うシーンでは、アシタカの側で静かに飯を食い、言い争っている男女には取り合わない年齢に合った大物感があります。烏帽子の側近であるゴンザとは間逆なタイプで、非常に物分りがよく分別がつき落ち着いています。優秀な管理職って感じです。
「旦那、ここは通れねえ。許しがなければ門は開けられねえんだ」とアシタカが烏帽子を気絶させてタタラバの門を潜ってサンを担いで去る時でさえ、タタラバのルールを一番だと考えていながらも血を流すアシタカを心配しています。その生真面目さと慈悲深さには大変恐れ入ります。あとは「旦那、生きとったんですか」でもそうですが、アシタカを終始心配していて、大変心が広い。はじめからアシタカを敵とは考えておらず協力的です。
アシタカが「お頭、酷い事になったな」と言うシーンがあるそうなので(私は確認していませんが)、牛飼いの中ではもっとも偉いのでしょう。
タタラバには、鉄を精製する労働力としての女性と、荷物を運ぶ牛飼いとそれを守る兵隊と銃を作る病気の人たちしかいないわけですが…タタラバの秩序に一役買っていることが雰囲気からわかります。
ゴンザは女(甲六の嫁)に文句を言われても言い返せないヘタレなので、この牛飼いの頭がいるからこそタタラバがタタラバであると言えるのかもしれません。実質的にタタラバのNo2ではないでしょうか。ナウシカで言うところのユパ様みたいな…。この人がいるから、タタラバがタタラバとしてまとまっていると言えるでしょう。(と勝手に思っています)
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