昨日、変な夢を見た。
夕方の新聞配達を終えた後、
自転車に赤い唐傘を垂直に括り付け、
横向きにちょこんと座る女学生さんをその背に乗っけて国道を走っていた。
女子大生というとなんだかこそばゆいけど、
女学生というとなんだか身が引き締まる思いになる。
道中、赤福餅のようなお土産をロードバイクに乗って届けてくれた姐さんにお礼を言って、
重い自転車がぽんぽん音をたててゆっくり走り出す。
(ぽんぽん自転車なんて言葉はないので、ぽんぽん船のイメージ)
栄光の昭和時代へ向かって。
黄昏の郊外へ。
どこまでも続く鰯雲。
行き着く先は江戸かはたまた戦国か。
…きっと、あの丘を越える前に、現実に引き戻されるのだろう。
古き良き時代なんて知らないはずなのに、バブルを知らない世代が懐古する妄想。
なにこれ?
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