オフィスを借りずに自宅で企業してOK

ある人がIT企業を仲間内で立ち上げていた。取引先相手はいないそうだ。見栄を張ってなのだろうか。神田にビルをワンフロアを借りていた。

しばらくしたら案の定、3ヶ月してまったく儲からずに廃業した。給料が払われることはおろか、出資されたお金はすべてオフィスの固定費に消えたらしい。

30~40歳の大人たちがノリでつくった会社が、こうも呆気なく倒産することもあるんだな…という話を聞いてバカバカし過ぎてびっくりした。思い出だからいいのだ!とか言っていたが、残念ながらなんの意見もない。いい思い出だったと述懐するのは勝手だけど、呆れて何も言えない。本人も愚かだったと分かっていたから何も言えないが(ってブログで言っているけど^^;)何の宛も意味もないのにオフィスを借りる。愚の骨頂。所在地で低く見積もる相手とは取引をしないと決めておけば、オフィスの規模や立地に拘る必要はない。逆にちゃんとした商談相手に対しては、きれいな貸し会議室でもとったほうが丁寧だし固定費もかからない。

かっこいいオフィスがなきゃいけない理由がない限り、見栄を貼る必要はまったくない。自宅で開業してうまくやっている社長なんてごまんといる。重要なのはその人と立ち回り方にほかならない。今どきだと他人のオフィスを間借りしてビジネスをしている人も多くいる。シェアオフィスなら家賃も折半なので安く済む。賢いやり方だと思う。

もちろん、オフィスがあるだけで色々な幅が広がる。別にオフィスが悪いわけではないが、不相応なものをもつ意味はない。戦略的に立地を選ぶ時にオフィスを選択することはもちろん重要。個人的にはイベントを開いたりしたいので交通の便がよくてそこそこのスペースがある誰もが心地よいと感じる空間をいつかは得たいとは思っている。

というわけで、最近めっきり聞かない言葉であるが、とりあえずの社長業ならば「ノマドワーカー」でよい。

徒然草2.0
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