【Ubuntu20.04.5】ConohaのUbuntuをRDP化して検証機に使うための設定メモ

徒然草2.0

WindowsからRDP接続して開発する環境を作りたいと考えています。

AWSのEC2でやれば話は早いしCloud9も使えるが、ConohaVPSの割引キップがあってコストも断然安いです。

root権限でログイン後に以下を実行しました。(なにか聞かれたらYで回答します)

apt update 
apt install ubuntu-desktop xrdp
ufw allow 3389

ひとまずこれで、RDPのポート3389が通ります。

WindowsからRDPできるようになりました。

以上ですが、結構ここまで来るのに苦労しましたし、ベストな状態ではないので、そのへんのことを以下の補足に少しだけ書いておきます。


【補足1】
※VPSのセキュリティグループなどのFWでポートが閉じられている場合は開けてあげるひつようがあります。
※セキュリティ的に3389ポートを開けておくとすぐ乗っ取られるそうなので変更をするのがよさそうです。その他にもセキュリティを強化する設定が必要だと思います。今回はrootユーザでアクセスできるようにしていますが、RDP用のユーザ名を作成してrootでのRPPはできないようにするのがよいでしょう。
※メモリ512MB, CPU1コアでやりましたが、Firefoxなどを立ち上げると重くて使い物になりません。ちょうどいいメモリ容量まで上げてあげる必要がありそうです。

【補足2】
xrdpだけでアクセスできると聞いて色々やりましたがダメでした。原因がわからずubuntu-desktopをいれたらその時点で繋がるようになりました。なぜxrdpのみではうまくいかないのか。ubuntu-desktopをいれたら、なぜうまく行ったのか。よくわかっていません。

なおxrdpのみの場合だと以下の場所にエラーらしき文字列が出力されていましたが、ubuntu-desktopをいれても表示されているので、RDPできない直接的な理由ではないのではないかと思っています。詳しくは調べていません。

dbus-update-activation-environment: setting DBUS_SESSION_BUS_ADDRESS=unix:path=/run/user/0/bus
dbus-update-activation-environment: setting DISPLAY=:10.0
localuser:root being added to access control list
dbus-update-activation-environment: setting QT_ACCESSIBILITY=1

…というわけで、Ubuntuは利用者が多いと聞くが情報が意外に少なく、何かと辛い気持ちになりました。

徒然草2.0
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